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アメジストを高く売る方法とは?買取価格や価値基準についてもご紹介

更新日:2023年7月3日
アメジストを高く売る方法とは?買取価格や価値基準についてもご紹介

この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(DD Japan)では当該ジュエリー(アメジスト)は買取対象ではありませんので、ご理解いただけますようお願いいたします。

宝石にはさまざまな種類がありますが、その中でもひときわ透き通った紫色がキラキラと輝く「アメジスト」。日本語では「紫水晶」と呼ばれ、旧約聖書に記載されているほど古い歴史がある宝石です。

まるで吸い込まれそうなアメジストの紫色は、透明度や色の深さなどで価格や価値が変わり、希少性があるものは高く売れる可能性があります。

今回は、アメジストを高く売る方法や買取価格、価値基準などをご紹介します。
アメジストの売買を希望している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

アメジストとは?

アメジストとはクォーツの一種が変種したものです。さまざまな濃淡の美しい紫色が特徴の宝石として人気が高く、古来でも「冠位十二階」の最高位として使用されていたといわれています。アジア諸国でも紫色は高貴な色として親しまれていました。

別名「紫水晶」と呼ばれていますが、アメジストの名はギリシャ語の「amethustos」に由来し、「酒に酔わない」という意味を持つことから酒の酔いすぎを防いでくれる効果があると伝えられていました。さらに、ギリシャでは魔除けや災いから身を守ってくれる存在として重宝されていたといわれています。

現在は、「真実、平和、高貴」という宝石言葉を持ち、「愛の守護石」や「真実の愛を守る」など恋愛効果のパワーストーンとして人気が高くなっているため、「宝石」よりも「パワーストーン」としての位置付けになっています。

市場には比較的豊富に出回っており、従来よりも手に入りやすくなっているので、所持している人が多い傾向にあります。色味が濃く、色ムラがない、肉眼で傷が確認できない、透明度の高いものが高品質とされていますが、硬度が低いため割れやすい特徴があります。取り扱いには十分注意しなければならない石です。

濃淡があるとはいえ、非常に美しい紫色のアメジストは鉱物の中でも珍しい発色をしているといわれており、宝石の中でも数少ない紫色の輝きを放っています。カラーストーンの中でもラグジュアリーな雰囲気を醸し出す紫色はなかなかないため、パワーストーンとしてはもちろん色味の特徴からも人気が高い宝石といえるのかもしれません。

さらに加熱することによって紫色から黄色っぽく変色させる性質を持ち、シトリンという別の宝石に生まれ変わることがあります。アメジストとはパワーストーンの意味も異なり、「金運」の効果が期待できるといわれています。アメジストとシトリンを組み合わせたデザインも多く、相性がいいといわれています。

アメジストとその他宝石との違い

アメジストには他の宝石にはない特徴がいくつかあります。

他の宝石にはないアメジストの特徴

  • パワーストーンとしての認識が強い
  • 比較的価格が安い
  • 紫色の宝石としては珍しい
  • 風水効果が期待できる宝石
  • 硬度が低く割れやすい

ダイヤモンドやサファイヤ、エメラルドなどのように宝石としての価値は低く、「半貴石」に分類され、価格も他の宝石に比べると安くなります。また、世界一硬い石と称されてきたダイヤモンドに比べると硬度が低く割れやすいため、扱いには注意しなければいけません。

「恋愛成就」や「災いから身を守る」お守りとして身につける人も多数いることから、パワーストーンとしての認識が強いのも他の宝石との違いです。

アメジストの買取金額の決定方法(価値基準)

アメジストを買取に出した場合、買取金額はどのように決定するのか気になりますよね。いわゆる価値基準ですが、アメジストの買取金額の基準となるポイントをご紹介します。

色味

アメジストの買取基準の要とも言えるのが「色味」です。基本的にはアメジストの紫が濃いほど価値が高くなるといわれています。また、透明度が高いアメジストも査定金額が高くなるポイント。つまり、色が濃くて透明度が高いアメジストが価値があると言えます。

ひとえにアメジストの紫色といっても、褐色がかったものやピンクがかったもの、ライラックのような淡い色、深みのある濃い色までさまざまです。淡い色とはいえハイブランドや10カラットもあるような大きなものであれば、査定額にも影響するので、紫色が薄いからといって査定額が安くなるというわけでもありません。

産地

アメジストの特徴の一つが、産地によって色味や質が変わるという点です。アメジストが産出される主な国は、ザンビア、ブラジル、ウルグアイなどですが、アメジストが産出される国の特徴によって買取金額が決定する場合があります。

【ザンビア】

ザンビアでは、1980年ごろからアメジストの産出が始まり、色が濃い高品質なアメジストが採掘されています。

【ブラジル】

ブラジルでは、アメジストの産出がもっとも多く、市場に出回っているのもブラジル産が多いといわれています。色味は黒っぽいものや淡いものが特徴的で、ザンビア産に比べると質は落ちます。こうしたアメジストは、前述の加熱により変色するというアメジストの特性を活かして、人工的に変色させた「シトリン」という宝石にされることも多々あります。

【ウルグアイ】

ウルグアイでは色ムラがあるものもあれば、とても美しい紫色をしたものまで採掘されています。他の産地と比べても色が濃いものが多く、良質なアメジストが期待できますが、全体的に小粒が多いといわれています。

サイズ

アメジストがいくらパワーストーンとして捉えられていても、宝石である以上サイズも買取金額を決定する上では欠かせないポイントです。淡い色でもサイズが大きいものは高額で査定してくれる場合があります。

アメジストを高く売る方法

せっかく所持しているアメジスト。できるだけ高く買い取ってほしい・・・そう思いますよね。アメジストを高く売る方法はいくつかあります。今からでもできる方法なので、ぜひ高く売れるように実践してみてください。

鑑別書をつける

宝石を査定してもらう場合、鑑別所(鑑定書)があるだけで査定額が大きく変わります。なぜなら、その宝石がより本物であることを証明できるからです。
鑑別書には、重さ(カラット)やカット(Cut)、透明度(Clarity)などが記載され、査定する上で重要な項目となります。
本物である場合は、購入時に付いてくるものなので大切に保管しておきましょう。

保証書や付属品をつける

鑑別所の他にアメジストには保証書や箱、袋などの付属品が付いてくることがよくあります。特に、ブランドのものであればブランド名が刻印された箱や袋などは査定の際に良い影響を与えます。

「大切に保管されていた」「ブランドであることの証明ができる」として、査定額UPにつながります。

汚れを取ってきれいな状態にする

アメジストに汚れやほこりなどが付いたままだと、見た目の印象が良くないことから査定額が下がってしまう可能性があります。

買取に出す前には必ず汚れやほこりを取り除いてから出すようにしましょう。買取前はもちろんですが、日頃から宝石を磨く癖をつけておくと常にきれいな状態を保つことができます。

購入した宝石店でクリーニングができる場合もありますが、ブラシや中性洗剤を使用したホームケアでも十分きれいになります。

保管方法に気をつける

アメジストの保管方法にはいくつかポイントがあります。アメジストの性質上、割れやすいことから他のジュエリーと一緒に置かないことや固いものにぶつけたりしないようにするなど注意が必要です。割れてしまうと査定額に響くので、保管する際は付属の箱や袋に入れたり、柔らかい布にくるんで保管するようにしましょう。

また、保管場所にも要注意です。アメジストは光に当たると美しい紫色が褐色してしまう可能性があります。特に、室内で保管する場合に気をつけたいのが太陽の直射日光。アメジストが直射日光に当たり続けると、購入した時のような透明度の高い紫色が失われてしまう恐れがあるので、外から見えないジュエリーケースや箱の中などに保管するのがベストです。

高額実績のある買取ショップを選ぶ

宝石を買取業者に出す場合、どこの買取業者がいいか悩む人は少なくありません。現在は自宅付近の小さな買取ショップから大手の買取ショップまでたくさんあります。まずは、1社ではなく複数の買取ショップをピックアップするのがおすすめですが、その中でも高額実績のある買取ショップを選ぶことがポイント。いくつか見積もりを依頼して、一番査定額が高かったところに決めましょう。

ほとんどの業者が公式サイトで買取実績を公表しているので、参考にしてみてください。

宝石をまとめて査定してもらう

宝石に限らず、パールや金、プラチナなどの貴金属、ブランドバッグ、骨董品などでもOKなので、買取できそうなものをまとめておきましょう。

まとめ

アメジストを高く売る方法はいくつかありますが、自宅でできることを行い、万全の状態にして買取専門店へ査定を依頼しましょう。中には「鑑別所(鑑定書)なしでも高額査定」「破損していても買取OK」と謳っている買取専門店もありますが、できるだけベストな状態で査定してもらいましょう。

また、サポート体制が整っている買取専門店を選ぶことも高く売る方法の一つです。経験豊富なプロの鑑定士が在籍していることや買取できる幅が広いことなど、買取における背景が整っていることは安心できます。

アメジストが他の宝石よりも価値が低く安価だとしても、宝石であることに変わりはないので、場合によっては高額査定の可能性は十分にあります。

アメジストを高く売りたい場合は、納得のいく買取専門店へ依頼しましょう。

参考サイト

  • https://hikaricompany.shop-pro.jp/?mode=f16
  • https://goldplaza.jp/column/amethyst-feature
  • https://www.jewel-cafe.jp/kaitori/jewelry/amethyst/
  • https://www.sapporo-housekisyuuri.com/blog/3589/
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