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ダイヤ買取用語集

当ページでは、ダイヤモンド買取における用語をご紹介します。内容は、中央宝石研究所様が出版されている「<プロ・ジュエラー必携の便利帖>宝石ガイドブック」を参考にしています。

参照元:中央宝石研究所様「<プロ・ジュエラー必携の便利帖>宝石ガイドブック」

アイデアル・カット

ラウンド・ブリリアント・タイプのダイヤモンドで、トルコフスキーが数学的に算出したプロポーションのダイヤモンドを宝石業界ではアメリカン・アイデアル・カットと呼んでいるが、最近ではこの呼称は積極的にはつかわない方が良いという意見もある。

インド・ダイヤ

一般的には小粒のものが多く、インド物とも呼ばれている。2004年度の我国におけるダイヤモンド総輸入量の約2/3を占める約192万カラットをインドから輸入している。

イエロー・グラウンド

ダイヤモンドを含むキンバーライト(ブルー・グラウンドとも呼ばれている)が風化したもの。

石目

①ダイヤモンドの重さ。②ダイヤモンドはある特定方向(八面体面に平行な方向)に比較的容易に割れる性質がある。これは劈開と呼び、この方向を業界での慣用語として石目という言葉が用いられている。

石ずれ

一つのパーセル(包み紙)の中に多数のダイヤモンドを入れておくと、ダイヤモンド同士が互にこすられて傷つくことをいう。共ずれともいう。

イスラエル・ダイヤ

イスラエルはテルアビブを中心としてダイヤモンドの研磨加工が非常に盛んで、2004年の我国の輸入量は約15万カラット。

インクルージョン

ダイヤモンド中に包有される他の鉱物の総称で、結晶インクルージョンとしてはダイヤモンド、ガーネット、オリビン、ダイオプサイド、スピネル、グラファイト、ヘマタイト、マグネタイト、パイロオタイトなどがある。また劈開、割れ、成長線、双晶線などもインクルージョンとして取り扱われる。

エキストラ・ファセット

ダイヤモンドのカットで規定以外の余分なファセットをいう。通常ファセット面上の切りかけ、包有物、すりむけなどのキズを取り除くためにできる。エキストラ・ファセットはクラリティ及びフィニッシュのグレードに影響する。

エッジ・アップ

ダイヤモンドのカラー・グレードをするとき、ガードル面に平行な方向から観察するようにセットしたダイヤモンドの位置。

オイル処理ダイヤ

SI~Iクラスのクリベージが存在するダイヤモンドにオイルを含浸させ、クリベージを目立たなくしたダイヤモンド。

オイリー

石全体が曇りまたは油状に見えるダイヤモンドで、一般に自然光下で青味がかって見えるが、紫外線を除いた標準光下では黄色味に見える。プレミア鉱山産のダイヤモンドに多い。

オーストラリア・ダイヤモンド

1982年開鉱した西オーストラリア州のアーガイル・ダイヤモンド鉱山は世界最大の産出量を誇った時期もあったが宝石用が非常に少なく、純然たるジェム品質は約5~6%前後と言われているが、宝石用の中にはピンク色が産出することから日本ではオーストラリア・ダイヤモンドと言うとピンク・ダイヤモンドのイメージが強い。また、1996年にはデビアス社との独占供給契約を停止して、独自にマーケティングを行っている。

オフ・センター・テーブル

テーブル・ファセットが中心からずれているもので、カットの評価対象としては主にシンメトリーで問題となる。

オフ・センター・キューレット

中心からずれたキューレットのことで、歪んだ原石から最大重量を残すために、対向するパビリオン角度を変えて石取りしたために生ずる。主にシンメトリーで評価される。

オープン・キューレット

大き過ぎるキューレットで、通常肉眼で見える。

カット

①カットは一般に広い意味をもち、研磨された宝石の形を一般にカットという。また原石をカット、ポリッシュして宝石に仕上げる場合もつかわれる。②ダイヤモンドのラウンド・ブリリアント・カットに対してのカット・グレーディングに関することを略して、この様に表現することがある。

ガチャ石

宝石業界でクラリティ、カットなどの品質が極度に粗悪な石に対して、慣習的に用いる呼称。

ガードル

カットされた宝石の外周部で、クラウン部とパビリオン部の境界線。ダイヤモンドのガードルはすりガラス状、磨いたものやファセットをつけたガードルもある。ガードルの磨きや厚さの状態はカットの評価の対象となる。

カーボン・スポット

ダイヤモンド内部の黒色包有物またはキズに対して宝石商が用いる呼び方で、実際には黒色包有物は稀で透明結晶や劈開が光の関係で黒に見える場合が多い。ダーク・スポットという呼び方が正しい。

カラット

ダイヤモンドやその他の宝石に対して使われる重さの単位。1カラットは0.2グラムである。

カラーとカラー・グレード

ダイヤモンドの4C評価の中の1つでダイヤモンドのボディーカラーの評価である。無色をシンボルスケールで“D”とし、黄色が濃くなっていく微妙な色合いの段階をアルファベットの“E,F,G,H,I~Z"で表現する。したがって色調が黄色以外のダイヤモンドに対してはこのスケーリング・シンボルは使用されず“Z”カラーよりも黄色いダイヤモンドに対しても適用されない。評価を行なう際にはルース・ダイヤモンドの状態でのみ検査が可能で、その他に適切な光源や部屋、衣服の配色、カラー・グレーダーやカラー・ペーパーなどの検査器具の素材にも注意が必要で、微妙な色合いを検査する為にマスター・ストーン(付け石)と呼ばれる基準石と比較することにより評価を行う。また、評価結果と共にカラー・オリジン(色の起源)も報告書には記載されている為、天然によるカラーなのか人為的な処理の結果による色なのかは、ここの記載を見て確認をしていただきたい。

カレー

小粒で四角形なダイヤモンドに対して使われる用語。フランス語で四角(square)という意味。

生地不足

原石からダイヤモンドをカットするとき、重さを多く残そうとするためにカットされたダイヤモンドのガードル部に原石の表面の一部分が残ることがある。これを生地(きじ)不足またはナチュラルと呼ぶ。稀にガードル部以外にもある。

キャビティ

ダイヤモンドの表面にある凹みで、研磨の際、表面から結晶インクルージョンが引っかき出されたり、劈開や強打などによって生じる。キャビティはクラリティのグレードに影響する。

キャラ物

ダイヤモンドの重さが1カラットあるものをキャラ物と呼んでいる。1カラットを超えるものをキャラ・アップと呼ぶ。

キューレット

ファセット・カットされた宝石、特にブリリアント・カットのダイヤモンドのパビリオン部の尖端を磨いてつくった小さなファセット。キューレットが大きいと黒い穴のように見えるオープン・キューレットとなり、小さ過ぎるかキューレットがないと欠け易くなる。

キンバーライト

主にかんらん石で全てのダイヤモンドの母岩。地中から噴出して固化したもの。ブルー・グラウンドとも呼ばれ風化によってイエロー・グラウンドに変化する。

クラウド

ダイヤモンド中に微細な白色の包有物が集合して入っているもので、多くの場合雲のように見える。10倍に拡大しても発見が難しいものからダイヤモンドの輝きを損うほどのものもある。

クラリティとクラリティ・グレード

クラリティとはダイヤモンドの透明度または明澄度のことであり、ダイヤモンド中に存在する結晶、劈開、成長線等のインクルージョン(内包物)とスクラッチや衝撃等による表面のダメージや研磨中に発生した外部の欠点や表面の成長線等(ブレミッシュ)がこれにあたる、クラリティを熟練者が10倍に拡大してこれらの大きさ、数量、種類、存在する位置等を総合的に判断してグレーディングを行ないクラリティ・グレード・スケールの11段階の内のどのグレードに相当するかを検査する。

クラウン

ブリリアント・カットのダイヤモンドのガードルから上の部分をいう。

グレード

ダイヤモンドの品質評価は4Cで示される。カラット、カラー、クラリティ、カットなどを評価したものをグレードという。

クリービング

ダイヤモンドの研磨でときどき使われる方法で、ダイヤモンドの劈開性を利用して原石の分割を行うこと。

クリベージ

ダイヤモンドはある一定方向に割れ易い性質がある。これはダイヤモンドの結晶構造によるもので、一般にダイヤモンド結晶の八面体面に平行な方向に割れ易い。この性質をクリベージ(劈開)という。カット・ダイヤモンドの内部、外部にある劈開方向に入っている割れ(クリベージ)はクラリティ・グレードに大きく影響する。

蛍光

ダイヤモンドの30%以上が長波紫外線(3650Å)の照射で、明確な青白色、緑色、黄色系統の蛍光を示し、弱い蛍光を示すダイヤモンドを含めると約65%が蛍光を示す。

結晶インクルージョン

ダイヤモンドに含まれるダイヤモンドまたは他種鉱物の結晶包有物をいう。よく発達したダイヤモンドの結晶を包有したダイヤモンドは子持ちダイヤモンドといわれることがある。

ケープ

明確な黄色を帯びたダイヤモンドに対する色調の用語または等級スケールで、通常このグループは3ランクに分類され、コマーシャル・ホワイト(トップ・シルバー・ケープ)、トップ・ケープ、ケープである。

国際標準化機構

工業標準の策定を目的とする国際機関で、各国の標準化機関の連合体。1947年に設立され、現在では147ヶ国が参加している。

コス処理

クリベージ中に異種物質を含浸してクラリティを良く見せる処理と電子線によって着色処理をしたものをKoss社が販売している。

ゴロ石

この種の石は中央部が暗く、ダーク・センターとなっている。これはパビリオンが深すぎる為に光が全反射されずパビリオン部から洩れるために生ずる。

コンクッション・マーク

ダイヤモンドが硬く鋭い物体に激突したときに生ずる微小な劈開を伴う傷痕。長期間使用したダイヤモンドに見られる場合がある。

再カット

研磨済ダイヤモンドを何らかの理由により再研磨すること。

シッパー

荷主、荷送り人の意味で海外の宝石輸出業者から仕入れた場合、その商品を送った業者の事を指す。

シベリア・ダイヤモンド

1954年、旧ソ連のシベリアで初めて発見された。形の良い原石が産出され、品質的には高品質のものが多い。1991年の産出量は、1500万カラットで、世界の宝石用ダイヤモンドの25%を占めていた。

シブジョ

国際宝石貴金属商連盟 Confédération internationale de labijouterie,joaillerie orfévrevie,des diamants の略で、オーストリア、デンマーク、フィンランド、オランダ、イタリア、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、イスラエル、オーストラリア、フランス、チリ、インド、イギリス、ドイツ、ベルギー、カナダ、南アフリカ、アメリカ等が参加している組織で、宝石貴金属類の記述および定義の施行規則の制定、ダイヤモンド売買のための施行規則の制定などの諸活動をおこなっている。

シャロー・ストーン(すけ石)

パビリオンが浅いダイヤモンドで、パビリオンが浅くなると輝きを急速に失い、魚目状(フィッシュ・アイ)を示す。

シンチレーション

ダイヤモンドの光のきらめき。照明、ダイヤモンド、観察者のいずれかが動いた時、ファセットから閃光またはきらめきが生ずるが、この光のフラッシュ効果をシンチレーションという。

シンメトリー

カット・ダイヤモンドにおいて対応する各ファセットの位置が対称的でその形が正確であることを意味する。シンメトリーすなわちダイヤモンドの対称性は仕上げの項目で評価する。

スインドル・ストーン

テーブル径の大きい石、つまりクラウンの低い石を一般的にスインドル・ストーンと呼ぶ。ブリリアント・カットのダイヤモンドで美しさを犠牲にして歩留りをよくしようとしたダイヤモンドと考えられる。

スクラッチ

カット・ダイヤモンドの表面に生じたごく浅いすり傷をスクラッチと呼ぶ。スクラッチは他のダイヤモンドとの接触によって生ずるが、これは反射光でみると観察し易い。

隅切り

ステップ・カットのダイヤモンドの4隅が切り落とされているカットのものを言う。

スター・ファセット

ブリリアント・カットのダイヤモンドで、テーブルとベゼル・ファセットに囲まれた三角形のファセットで8個ある。

スプレッド・ストーン

テーブル径が大きくクラウンの低いプロポーションのダイヤモンドをスプレッド・ストーンと呼ぶ。

成長線

ダイヤモンド結晶の成長の痕跡がカット・ダイヤモンドにみられることがある。これは直線的に伸びた平行なバンド状に観察されるが、時折109°1/2に交差するバンドとしても観察されることがある。クラリティ・グレードに影響する場合もある。

ソーイング

ダイヤモンドの研磨作業の一工程。原石を2つに切断する作業をソーイングと呼ぶ。ソーイングは直径7.5cm~12.5cm、厚さ0.075~0.01mmの燐青銅板にダイヤモンド粉末とオリーブ油を混合したペーストを塗布して行う。1カラットの原石を切断するのに2~4時間必要。ソーイングには中央部から切断して同一サイズのものを2個とるセンター・ソーイングと、大小2個のものをとるオフ・センター・ソーイングの2方法がある。

双晶線

ダイヤモンド結晶には双晶のものがある。双晶から研磨されたダイヤモンドには表面または内部に双晶線が観察されることがある。双晶線は2つ以上のファセットにまたがって観察されるので研磨痕と区別できる。クラリティ・グレードに影響を与える場合もある。

ダイヤモンド・ハイ・カウンセル

ベルギー国内のすべてのダイヤモンドの関連団体を調整する機関として、またダイヤモンド産業界および取引業界の発展と消費者の関心を高めるために、1973年に設立された。

ダイヤモンド・ゲージ

各種のカラット・サイズの穴をアルミ板に打ち抜いたもので、穴の直径とダイヤモンドの直径を比較することによって重さの近似値を知ることができる。

ダーク・センター

ラウンド・ブリリアント・カットのダイヤモンドで、パビリオンが深過ぎるためにパビリオン部から光が洩れ、テーブルの中心が暗く見える状態をダーク・センターまたはブラック・センターと呼ぶ。

ダーク・スポット

ダイヤモンド内部の黒く見える包有物で、実際には透明結晶やクリベージが光線の関係で黒く見えることが多い。

炭素

元素の一種で有機物の主要構成元素“C”で表わされダイヤモンドはほぼ純粋な炭素の結晶。

着色ダイヤモンド

放射線照射によって人工的に着色したダイヤモンドで、黄色、褐色、コーヒー・ブラウン、緑色、青色などの着色ダイヤモンドがある。着色ダイヤモンドの鑑別には紫外~可視分光光度計、フーリエ変換型赤外分析等が有効である。

つけ石

カラー・グレードをする時の標準となる品位のダイヤモンドでマスター・ストーン、キー・ストーンとも呼ばれている。

爪下

枠止めされたダイヤモンドは爪の下にキズを隠すことが多い。このような爪下のキズを発見するには、爪の反対側のファセットに反射させて観察するとよい。

D,E,F,………Z

GIAが提唱しているダイヤモンドのカラー・グレードのスケール・シンボルで、Dが最高の純粋無色透明で順次黄色味が強くなるにつれE,F,G,H,IとなりZまである。

ディスパージョン

宝石にみられる光の効果で特にダイヤモンドの美しさを構成する要因の一つで、ダイヤモンドに入射した白色光がダイヤモンド内部で屈折反射を繰り返し、白色光を構成する各々のスペクトルに分解され“虹色”を示す。ファイアと同じ。ダイヤモンドのディスパージョンの数値は0.044で調和のとれたディスパージョン(ファイア)を示す。

デビアス

南アフリカのヨハネスブルグに本社のある会社で、多くの直轄ダイヤモンド鉱山を持ち、また他の生産者と売買契約を結び、ダイヤモンド・トレーディング・カンパニーを通してダイヤモンドの原石を販売している。

テーブル・ファセット

カット・ダイヤモンドのクラウン側の大きなファセット。ラウンド・ブリリアント・カットでは正八角形をしている。

テーブル径

カット・ダイヤモンドのテーブル径はガードル径に対するパーセントで示され、ラウンド・ブリリアントでは八角形のテーブル・ファセットの角から角までをテーブル径とする。

テンパー

慣用語の一つで、10ピースで合計約1カラットとなる大きさのダイヤモンド。したがって約0.1カラットのダイヤモンドを意味する。

照り

宝石の光沢、透明度、色の深みなどを総合して品質の良し悪しをいうかなりあいまいな言葉。

トップ・ホワイト

カラー・グレードの品質表示のスケールの一つで、純粋の無色透明のダイヤモンドに対して用いられる。

共ずれ

ダイヤモンドが他のダイヤモンドとすれあって表面に引っかき傷ができること。パーセル・ペーパーに2個以上入れておくとできやすい。したがってダイヤモンドは1個ずつ保管するのがよい。

トルコフスキー・カット

Marcel Tolkowskyが1919年に出版した“ダイヤモンド・デザイン”に計算によるダイヤモンドのプロポーションを発表した。ファイアとブリリアンシーを高度に引き出すプロポーションで、これは実験による結果とほとんど正確に一致した。このプロポーションはトルコフスキー・カットまたはアメリカン・カットと呼ばれている。

ナイフ・エッジ

カット・ダイヤモンドのガードル厚が極端に薄いものに対して使われる言葉。プロポーションの評価対象となる。

ナチュラル

カット・ダイヤモンドに残っている結晶面のことで、一般にガードル部にみられる。

ニック

軽い衝撃によって生じた表面の細かい割れ。ガードル部やファセット・エッジに生じやすい。

ノット

小さなダイヤモンド結晶が表面にあらわれたもので、研磨後はごく僅か表面に浮き出たように見える。

パイプ鉱床

ダイヤモンドの第一次鉱床で地下から噴き出たダイヤモンドを含むマグマが冷却固化した円筒状のもので、形状がパイプに似ていることからパイプ鉱床と呼ばれている。南アフリカ、ボツワナ、タンザニア、ロシアなどが著名である。

パビリオンとパビリオン・ファセット

ダイヤモンドまたはその他の宝石でガードルから下の部分をパビリオンと呼び、パビリオン側のファセットをパビリオン・ファセットと呼ぶ。限定的な意味ではパビリオン側のキューレットから伸びる菱形の8つのファセットを呼ぶこともある。

パビリオン・アップ

ダイヤモンドのカラー・グレーディングで、パビリオン面に直角方向から色調を観察する方法。「フェイスダウン」ともいう。

パーフェクト

ダイヤモンドの品質表示の一種でかなりあいまいに使用されるが、この用語は不正確なため使用すべきではない。しかし宝石業者間では10倍に拡大して熟練者が見て包有物その他の欠陥のないダイヤモンドに対してパーフェクトの用語を使用することがある。

バルジ・ファクター

エメラルド・カットのダイヤモンドを短径方向から見たとき、パビリオン部のふくらみをバルジと呼び、ふくらみの程度に応じてバルジ・ファクターとして評価する。

反射像

ラウンド・ブリリアントのダイヤモンドをテーブル側から見るとキューレットの周囲にグレイ色の影が観察される。これはパビリオンで反射されるテーブルの像である。このテーブルの反射像の大きさはパビリオンが深くなるほど大きくなるので、パビリオンの深さの目測に利用される。

ピケ

クラリティ・グレードに使われるスケール・シンボル。一般的にはSIランクよりクラリティの多いダイヤモンドをI1、I2、I3の3段階に分類して用いる。

標準光

ダイヤモンドのカラー・グレードは適正な光源下で行わなければならない。標準光源は色温度が4870°KのB光源と呼ばれるもので午前11時頃の太陽光に相当する。一般的にはカラー・グレードは約4800°Kの色温度を持つダイヤモンド・ライトを使用する。最近では、さらに太陽光源に近づけてつくられた色温度6500°KのD光源、D65(D6500)が加えられた。これはカラー・グレード検査には最適である。

漂砂鉱床(堆積鉱床)

ダイヤモンドを含むブルー・グラウンドが風化侵蝕され河川により運搬されると、ダイヤモンドを含む重い鉱物だけがある特定の河床や海岸に集積され、ダイヤモンドを豊富に含む漂砂鉱床を形成する。

ファイア

ディスパーションと同じ。

ファンシー・カラー

ダイヤモンドのなかにはホワイト系以外の魅力的な色調をもったものがあり、ファンシー・ダイヤモンドと呼ばれている。ダイヤモンドの色としてはブルー、イエロー、オレンジ、グリーン、ブラウン、ピンクなどがある。

ファンシー・カット

ラウンド・ブリリアント・カット以外のカット形式のものをファンシー・カットと呼ぶ。マーキーズ、エメラルド、ハート、ペアーその他のカット形式。

VVS,VS………

クラリティ・グレードの品質表示のスケール。VVSはvery very slightly includedの略語で無キズ無欠点に近いがその下にランクされる。VSはvery slightly includedの略語でVVSの下のランクに適用される。一般的にクラリティ・グレードは熟練者が適切な照明下で10倍に拡大して決定する。

フィッシュ・アイ

パビリオンが浅いとガードルの反射像がテーブル内に見えてくる。これはフィッシュ・アイと呼び、優れたブリリアンシーを期待できないのでダイヤモンドは極めて見苦しくなる。

フィッシャー

クリベージやフラクチュアなどに起因してできたダイヤモンドの外部内部の小さい亀裂のこと。

フィニッシュ

ダイヤモンドの4Cのうちのカット・グレーディングで、フィニッシュはダイヤモンドのシンメトリー(対称性)ポリッシュ、(研磨の良し悪し)、ガードル面の状態などの評価項目からなっている。

フェイス・アップ

カット・ダイヤモンドをテーブル側から観察する位置(エッジ・アップ、パビリオン・アップを見よ)。

フェザー

ダイヤモンド中のクリベージやフラクチュアは、見る方向によっては羽毛状に見えることがある。羽毛状のクリベージやフラクチュアをフェザー(羽毛)という。

深さ

ダイヤモンドのプロポーション評価の1項目で、テーブル・ファセットからキューレットまでの深さ。

フラクチュア

劈開方向以外の割れをフラクチュア(断口)という。しかし、ダイヤモンドにおいてはフラクチュアと劈開を伴なって生ずることが多い。

フラット

ダイヤモンド原石を分類する用語で、薄い平坦なダイヤモンド結晶を意味する。フラット・ストーンという用語は非常に低いクラウンとパビリオンをもった石をいう。

フレンチ・ダイヤモンド

ガラスでつくったダイヤモンド・イミテーション。

ブランド物

宝石販売業者が自社の販売商品(たとえばダイヤモンド)に特定の名称をつけて販売する場合その商品をブランド物という。

ブリリアンシー

ダイヤモンドを真正面から見た時、外部内部のファセットから反射されて見える白色の光。ダイヤモンドの3つの光の効果の1つ(シンチレーション、ディスパージョンを見よ)。

ブリリアント・カット

ダイヤモンドのカット形式の1つで、クラウン側33面、パビリオン側25面で合計58面研磨されている。一般的な形状は丸型のラウンド・ブリリアント・カットが代表的であるが、他にオーバル、マーキーズ、ハート、ペアシェーブ等の外形をもつものもある。

ボイル

ダイヤモンドは研磨後、塩酸などで洗っているが、その時に煮るためボイルすると呼ばれている。

ブレミッシュ

ダイヤモンドの外部にある欠陥を総称する言葉。ノット、ニック、スクラッチ、キャビティなどが含まれる。

プレミア

太陽光で僅かに青味を帯びて見え、紫外線を含まない光源で黄色味を帯びて見えるダイヤモンドに対して使われる。また通常この種のダイヤモンドは青色の強い蛍光を示し、ダイヤモンドの表面が油状(オイリーと呼ばれる)に見える。

プロポーション

ラウンド・ブリリアント・カットのダイヤモンドの4C評価の内のカット・グレーディングの推定カットグレードを決定する為にテーブルサイズ、クラウン角度と高さ、スターの長さ、パビリオン角度と深さ、ロアーハーフの長さ、全体の深さ等を測定する。

フローレス

カット・ダイヤモンドにおいて内部、外部に欠陥が認められないダイヤモンドに対して使われる用語。これは熟練したグレーダーが適切な照明下で10倍に拡大し、観察して内部、外部に欠陥がないことを前提としている。

ベアデッド・ガードル

ガードル部に多数のひげ状の割れが生じているものをベアデッド・ガードルという。これはダイヤモンドを円形に整形する作業であるラウンディング工程で、急速粗雑に研磨をしたときに生ずる微小な割れである。

ベゼル・ファセット

ブリリアント・カットでクラウン部にある8個の菱形の面で、クラウン側のメイン・ファセット。

ヘッド・ルーペ

宝石の細工などをする時に使う双眼の拡大鏡で、低倍率のうえ頭部に装着できる為カラー・グレードの際着用すると両手を使用できるので便利である。

ベルギー・カット

ベルギーのアントワープは世界中で最も重要なダイヤモンドの研磨加工の中心地で、ここの研磨技術は高く評価され日本の業者間ではベルギー・カットと呼んでいる。

ホイール・マーク

ポリシング・マーク、研磨痕のことで、研磨の際についたファセット面の溝またはひっかき跡で、10倍に拡大して明確に見える研磨痕は仕上げの欠陥で評価し、粗雑で著しいものはクラリティの欠陥となる。

ポイント

ダイヤモンドの重さをあらわす単位で、1/100カラットを1ポイントという。1カラットは100ポイントとなるので、たとえば0.12カラットは12ポイント、0.02カラットは2ポイントとなる。厘と同じ。

放出ダイヤモンド

第二次大戦中に国が接収したダイヤモンドを、戦後大蔵省が一般に放出したので放出ダイヤモンドと一般にいわれている。この放出ダイヤモンドは旧カット形式のものが多い。

ボー・タイ

オーバル、ペアー、マーキーズ・ブリリアントのダイヤモンドを真正面から見るとキューレット近くに表われる黒い蝶ネクタイ状の影。これはこの種のファンシー・カットのダイヤモンドはパビリオン角度が大きくなり、光の全反射が期待できないために光の一部分が洩れ出すことによっておこる現象である。

ポリシングとポリッシュ

ダイヤモンドの研磨工程でファセットを形づけていく作業をポリシングという。スカイフと呼ばれる溝を掘った鋳鉄製円盤に、ダイヤモンドとオリーブ油のペーストを塗布したもので研磨作業を行う。ポリッシュとは磨かれたダイヤモンドの表面の平滑さの程度で、10倍に拡大して対面のファセットを通して研磨痕(ポリシング・マーク)が見えるものはポリッシュが粗悪である。

ホワイト・トゥー・イエロー・システム

ダイヤモンドのカラー・グレードは純粋無色透明を最高とし、透明度の低下とごく僅かな黄緑色の色調の増加の程度に応じてカラーの品質評価をする。この場合、ホワイトからイエローまでのカラー・スケールの用語を使用してカラーの品質表示をするシステム。

マスター・ストーン

カラー・グレードが既知のダイヤモンドで、他のダイヤモンドのカラー・グレードの標準とするもの。キー・ストーンとも呼ばれる。マスター・ストーンは無色から黄色までその色の調子が、統一的に配列されていることが必要。つけ石ともいう。

目測法

カット・ダイヤモンドのテーブル径とパビリオンの深さは、目測によって比較的正確に求めることができる。パビリオン深さは、キューレットの周囲に見えるテーブルの反射像の大きさで、テーブル径はテーブル・エッジと2つのガードル・ファセットの頂点を結んだ線の内ぞり、外ぞりの程度で目測できる。

メレー

小粒のラウンド・カットのダイヤモンドに対して用いる用語で0.05~0.2カラットの範囲のものを意味する場合と、0.02カラット程度の小粒のラウンド・カットのダイヤモンド(フル・カット、シングル・カットを問わない)に対して限定的に用いることもある。フランス語で混ざったもの(Mixed)という意味。

モース硬度

F.モース(Mohs)が10種類を標準鉱物として、表面のキズつき易さ難さを表示する方法を考案した。

モー・ゲージ

モー氏によって考案されたラウンド・ブリリアントのダイヤモンドのガードル径と深さを測って重さの近似値を求める器具。

4C

ダイヤモンドの品質評価はクラリティ(Clarity)、カラー(Color)、カット(Cut)、カラット(Carat)の4つの要素で決定される。この4要素の頭文字をとって4Cという。

ヨーロピアン・カット

ベルギーなどで研磨されて日本に輸入されるダイヤモンドに対して用いられるあいまいな用語。

仕上げ

ダイヤモンドのカット・グレーディングの内、フィニッシュ(仕上げ)はシンメトリー(対称性)、ポリッシュ(研磨の状態)、ガードル面の状態、キューレットの大きさなどによって良否が判断される。

ラフ・ガードル

ラウンディング作業(ダイヤモンドを円形に整形する作業)で速度が早すぎたり作業を粗雑にすると、ガードル部が粗い粒状構造をとったり毛細劈開が生じたりする。このような粗雑なガードルをラフ・ガードルと呼びカットの評価の対象となる。

ラフ・キューレット

キューレットが欠けていたり粗雑なものをラフ・キューレットと呼び、カットの評価の対象となる。著しいのはクラリティ評価の対象。

ランピー・ストーン

ガードル径と比較して深さが深すぎるダイヤモンドをいう。このようなダイヤモンドは優れたブリリアンシーは期待できない。

レバリッジ・ゲージ

ダイヤモンドの各部の寸法を測定するダイヤル・ゲージ付きのマイクロメーターで、ルース・ストーン、セット・ストーンの両方測定できる。

レーザー・ソーイング

ダイヤモンドの原石を切断する作業でソーイングブレードの代わりにレーザー加工技術を用いた方法、このレーザー加工技術の利点はダイヤモンドの切れにくい方向にあまり影響を受けない事とソーイング・ブレードで切断するときよりも歩留まりが良い事である。またレーザー・ソーイングとクリービングを組み合わせて切断する場合もある。最近ではラウンド・カットにする場合のガードリングにもレーザーを使う技術もある。

レーザー・ドリリング・ダイヤモンド

ダイヤモンド内部の黒色包有物を目立たなくするために、レーザー光線で穴明け加工されたダイヤモンドの事。

ルーペ・クリーン

クラリティ評価で適切な照明下で熟練者が10倍のルーペで検査して、そのダイヤモンドに内部特徴が全くないと認められた場合に用いるクラリティ評価の呼称で、従来より、GIAが使用しているフローレスflawlessに対応してCIBJO等が提案している用語。

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