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ダイヤモンドの重さとは?買取価格との相関関係について

更新日:2023年1月19日
ダイヤモンドの重さとは?買取価格との相関関係について

ダイヤモンドの重さ、単位はよく聞くアレ!

ダイヤモンドは4C(=カラット・カラー・カット・クラリティ)という基準に則って評価されます。そのうち、重さを表す単位が「カラット」です。「〇ct」と表示されることが多いです。カラットという言葉、大きさのことだと思っている人も多いのですが、厳密には重さのことだったんですね。1ct=0.2gなので、5ctでようやく1gになります。

ちなみに、史上最大のダイヤモンドは、1905年1月に南アフリカで採掘され「カリナン」となづけられたものです。重さは、なんと、3106ct!グラムに換算すると、621g! そこから宝飾品にするためのカット作業を行い、世界最大のカットダイヤモンドが誕生します。その重さは、泣く子も黙る(?)530.20ctでした!!現在はイギリスのロンドン塔の中で展示されています。

カラット数の大きなダイヤモンドはなぜ高価?

しかし、通常ダイヤモンドの原石は、1ct未満の小さなものがほとんどです。1ct以上の大粒の原石が見つかるのは大変稀です。アクセサリーとして使えるよう、その原石にカットや研磨などを施すため、さらに小さくなっていきます。また、ダイヤモンド原石を含む岩石(「キンバーライト」と呼ばれています)のうち、ダイヤモンドの原石が占める割合は、およそ2000万分の1、パーセンテージで表すと、たったの0.000005%。その中でも、宝石に使えるクオリティを持つものは10~20%程度です。

つまり、カラット数の大きなダイヤモンドが高価である理由は、単に重さが重くサイズが大きいから、というだけではありません。希少性や、気の遠くなるような採掘作業があるからこそ、価値が高いのです。

カラット数と買取価格の関係とは

やはり、カラット数が大きければ大きいほど、買取価格も高くなります。買取価格の目安は以下の通りです。4Cの中のカラット数以外の項目のグレードによって、買取価格に幅が生まれます。グレードの高低によって生じる差額の目安は右端に記しています。(弊社「ダイヤモンド買取価格の簡単査定ツール」から算出)

  • 0.3ct 約12,830~64,152円(差額51,322円)
  • 0.5ct 約33,858~196,020円(差額162,162円)
  • 1.0ct 約138,996~1,133,352円(差額994,356円)
  • 1.5ct 約256,608~2,223,936円(差額1,967,328円)

カラット数が大きければ大きいほど、買取価格の上限と下限の差も大きくなっていることが分かりますね。

キリの良いカラット数は、買取価格が跳ね上がりがち!?

カラット数と買取価格(上限)の関係をグラフに表すと、下記のようになります。横軸がカラット数、縦軸が買取価格(上限目安)です。

カラット数と買い取り価格の関係

カラット数が大きければ大きいほど、買取価格(目安)が高くなることに加えて、1.0ct、1.5ct、2.0ctといったキリの良いカラット数になると、急激に買取価格が上がっていることが分かりますね。

まとめ

よく耳にする「カラット」という単位。やはり、ダイヤモンド買取にとって、一つの大きな指標であることに間違いありません。ただし、同じ1.0ctのダイヤモンドでも、買取価格には約100万円の幅があることも、同時にお分かりいただけましたよね。素人には分かりづらいカラット数以外の項目も、ダイヤモンド買取においては大変重要な指標なのです。お手持ちのダイヤモンドの価値を知るための確実な方法は、買取のプロに一度見てもらうことだと言えます。

参考サイト

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