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【自宅で鑑定】ダイヤモンドの簡単セルフチェック!鑑定書の依頼方法や価格相場も紹介

更新日:2024年10月25日
【自宅で鑑定】ダイヤモンドの簡単セルフチェック!鑑定書の依頼方法や価格相場も紹介

ダイヤモンドを売却する際、事前にその価値を知りたいという人も多いのではないでしょうか。また、本物かどうか心配という人もいるかもしれません。

そこで本記事では、自宅でできるダイヤモンドのセルフチェック方法を紹介します。本物かどうかを判断するために重要な鑑定書の見方や価格相場を調べる方法も解説しているので、ぜひ最後までお楽しみください。

オンラインと店舗で比較するダイヤモンド売却のメリットとデメリット

ダイヤモンドのおおよその相場は自分で調べられる

ダイヤモンドを売却する前に、その価値をある程度把握しておきたいものです。自宅でできるダイヤモンドの価値を調べる方法には、以下のようなものがあります。

・ダイヤモンドの価格相場表を掲載しているウェブサイトを利用する

ダイヤモンドを扱った専門業者の公式サイトなどで価格相場をチェックする方法です。ダイヤモンドは装飾品のほかに投資として購入する人も多いため、さまざまなサイトがリアルタイムで価格相場を公開しています。

・ダイヤモンドを自分で観察する

お手持ちのダイヤモンドを実際に観察する方法です。専門的な知識がなくとも、本記事で紹介している方法で簡易的な鑑定ができます。

・鑑定書を参照する

専門機関が発行したダイヤモンド鑑定書を見てみるという方法です。本記事では、鑑定書の見方から、発行の方法までを紹介します。

自宅でできるダイヤモンド鑑定!セルフチェック方法4つ

まずは、ダイヤモンドの簡易的な鑑定を自宅でやってみましょう。以下に、代表的な4つのセルフチェック方法を紹介します。

1. 息を吹きかけて曇り具合をチェック

ダイヤモンドは熱伝導率が高いため、息を吹きかけても曇りにくいという特製を持っています。もし、曇りがなかなか消えない場合は、模造品である可能性も否定できません。

調べる方法は、まずダイヤモンドを清潔な布で磨きます。つぎに息を吹きかけ、曇が消えるまでの経過を観察してみましょう。

2. 水滴テストで表面張力をチェック

ダイヤモンドが持つ結晶構造により、非常に高い表面張力を持っています。そのため、水滴を垂らすと丸い形を保つ現象が確認できるはずです。水滴がすぐにじわりと広がってしまう場合は、ダイヤモンドではない可能性があります。

やり方は、ダイヤモンドの表面にスポイトなどを使って水滴を垂らし、表面に落ちた水滴を観察してみてください。

3. 新聞紙や本の上に置いて文字が見えるかチェック

ダイヤモンドは屈折率が高いため、新聞紙や本の上に置くと、文字が読みにくくなります。文字や絵がはっきりと見えてしまう場合は、模造品かもしれません。やり方は、新聞紙や本の上にダイヤモンドを置き、ダイヤモンドを通じて文字がどのように見えるかを観察するだけです。

4. ルーペで輝きをチェック

ダイヤモンドは、熟練した職人たちの精巧なカットによって、虹色の輝き(ファイア)を放ちます。これは、ダイヤモンドの高い分散度によるものです。分散度とは、光を虹色に分散する度合いのことで、ダイヤモンドに光が取り込まれると内部で分散し、虹色に輝いたように見える現象が確認できます。用意するルーペは100円ショップなどにも売っている、10倍程度のもので構いません。

【注意】あまりおすすめしない方法

また、ネットなどで調べていると以下のような方法も見かけます。

・冷蔵庫に入れる

・油性マジックで線を引く

・肉眼で輝きを見る

これらの方法はダイヤモンドの真偽判定には科学的根拠が乏しく、あまり役立ちません。ダイヤモンドを汚したり、間違った判断をしてしまったりなど、良くない結果になる可能性もあるため、注意しましょう。

鑑定書でダイヤモンドの価値を調べる

ここでは、ダイヤモンド鑑定書を用いたセルフチェック方法を紹介します。専門家に鑑定を依頼することで、信憑性は一気に高まります。ぜひ、実践してみてください。

ベテラン鑑定書が教える「ダイヤの査定基準」とは?

ダイヤモンド鑑定書とは?

ダイヤモンド鑑定書とは、専門機関がダイヤモンドの品質を評価し、その結果を記載した書類です。

鑑定書には、ダイヤモンドの価値を決定する重要な要素である「4C」のグレードをはじめ、研磨状態や蛍光性(ダイヤモンドに紫外線を照射した際に発する光の色と強さ)、寸法、対称性(ダイヤモンドのカットの対称性)に、鑑定書を発行した機関名と鑑定日など、さまざまな情報が記載されています。

鑑定書に記載されている4Cのグレードを確認

鑑定を依頼するところまでくると、ダイヤモンドが本物かどうかに加え、より具体的な価値が気になるのではないでしょうか。ダイヤモンドの価値を客観的に評価した指標が、よく耳にする「4C」です。簡単に解説します。

カラット:ダイヤモンドの重さを表す単位。1カラットは200ミリグラムです。また、重さだけでなく一個体のサイズも重要です。「大きくて重い」ダイヤモンドほど希少価値が高くなります。

カラー:ダイヤモンドの色を表すグレードです。ダイヤモンドはさまざまな自然環境に影響されることで、若干の色を含んで算出されることがよくあります。そのため、より無色透明に近いほど、価値が高まります。

クラリティ:ダイヤモンドの輝きを表すグレード。カラーと同様に、ダイヤモンドは内部にさまざまな異物(内包物)を含んでいたり、内部や表面に傷がついていたりすることがあります。傷や内包物が少ないダイヤモンドほど、希少価値が高いダイヤモンドです。

カット:ダイヤモンドの輝きを左右するカットの質を表すグレードです。4つの指標のなかで唯一、人の手が加わることで変化するのがカットです。カットの精度が高いダイヤモンドほど、美しく輝きます。

ダイヤモンドの価値や品質を決める「4C」とは?各グレードや鑑定書、原石についても解説

鑑定書はどうやって発行するの?

ダイヤモンド鑑定書は、専門の鑑定機関にお手持ちのダイヤモンドを提出することで発行してもらえます。

鑑定書の発行費用は、ダイヤモンドの大きさや鑑定機関によって異なりますが、おおよそひとつのダイヤモンドに対して5000〜1万円程度が相場です。実際の金額は依頼する際に、問い合わせするなどして確認しておきましょう。

鑑定機関の信頼性も確認しよう

ダイヤモンドの鑑定は、信頼できる鑑定機関に依頼しましょう。世界的に有名な鑑定機関としては、「GIA(米国宝石学会)」「HRD Antwerp(ダイヤモンド・ハイ・カウンシル)」や、「IGI」などがあります。

日本国内では、「CGL(中央宝石研究所)」や「AGTジェムラボラトリー」といった鑑定機関が有名です。本サイトでもCGLやAGTをよくおすすめとして紹介しています。

依頼するときの注意点

ダイヤモンドの真偽判定に加え、さまざまな情報を教えてくれる鑑定ですが、注意点もあります。鑑定機関にダイヤモンドを鑑定してもらうためには、ルース(裸石)の状態にしなければなりません。アクセサリーなどに加工されたままダイヤモンドを見てほしい人にとっては、大きなハードルとなってしまうのではないでしょうか。

そんなときは、アクセサリーのまま無料で査定が受けられるサービスを利用するのがおすすめです。

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DDjapanの価格相場表

ダイヤモンドの価格相場は、ダイヤモンドの取引価格をまとめた「価格相場表」で確認することができます。DDjapanの価格相場表では、4Cのグレードとカラット数から、ダイヤモンドのおおよその価格相場を調べることが可能です。

買取価格表

DDjapanのサイトにアクセスし、「価格相場表」ページから自分で調べられます。プルダウンメニューから4Cグレードを選ぶだけで簡単に利用可能です。また、ページ下には概算表や「値段差が生じる要因」といった豆知識も紹介しているので、ぜひご活用してみてください。

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便利なLINE無料査定サービス

どうしても4Cがわからないという方には、LINEを使った無料査定サービスがおすすめです。ダイヤモンドの写真を送信するだけで、おおよその買取価格を査定いたします。

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LINEアプリでDDjapanの公式アカウントを追加し、チャットからダイヤモンドの写真を送信するだけです。いつものメッセージのやり取りと同じ使い勝手で簡単に査定を依頼できるので、こちらもぜひご活用ください。

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セルフチェックや鑑定書、価格相場表はあくまでも参考まで

セルフチェックは、ダイヤモンドの価値を判断する上で役立つ情報ですが、あくまでも参考程度にとどめておきましょう。正確な価値を知りたい場合は、専門機関や専門業者に鑑定や査定を依頼するのがおすすめです。

DDjapanでも、いつでも査定や取引相談を受け付けています。気になることがあったら、どんな些細なことでもご相談くださいね!

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