この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(DD Japan)では当該ジュエリー(チタナイト)は買取対象ではありませんので、ご理解いただけますようお願いいたします。
チタナイト(スフェーン)は、結晶がくさびの形をしている宝石です。鉱物としてはチタナイト、宝石の正式名称としてはスフェーンと呼ばれています。ダイヤモンドに匹敵するほど、まばゆい輝きを放つことでも有名です。
今回の記事では、チタナイト(スフェーン)の基礎知識、その他宝石との大きな違い、買取金額の決定方法、高く売る方法についてご紹介いたします。チタナイト(スフェーン)の売却を検討している方はぜひ、参考にしてみてください。
チタナイト(スフェーン)の基礎知識
チタナイトはくさびに似ている結晶を持つ希少性が高い鉱物です。名前もチタンを含有していてることが由来です。また、チタナイトの中でも品質が高く、宝石として価値が見出せるものを「スフェーン」と呼びます。さまざまなカラーバリエーションのものが確認できますが、主な色味として、黄色、茶色、緑色、オレンジが挙げられます。チタンの含有量が多いほど、色味も黒っぽくなるのが特徴的。チタナイトには、鉄、クロム、セリウム、マンガンなどが含まれており、見る角度によっては色合いも変化します。そのため、名前を聞いてイメージを浮かべるとき、人によっては全く違う色味になることも多いです。また、スフェーンはペンダントやイヤリングなど、輝きを効果的に見せるジュエリーとして使用するのが向いています。
宝石の歴史としては短く、1982年、国際鉱物学連合が命名したことが始まりです。和名は「くさび石」と呼ばれています。主な原産国は、ロシア、ブラジル、スリランカ、マダガスカルなどが挙げられます。モース硬度は「5-5.5」です。脆さがあるのでカッティングは難しいと言われているので、見た目が美しいものは高価買取が期待できます。宝石言葉は「永久」「純粋」などの意味があり、人脈を強化したい方が持つのに向いています。特に緑色は人間関係の改善に役立ち、黄色は金運アップが期待できるでしょう。
また、チタナイト(スフェーン)は、希少性が高いです。ジュエリーとして使える品質のものを、産出できる量は限られています。内包物が含まれていないものはなかなかお目にかかれません。そのため、上質なスフェーンをお持ちの方は、思わぬ買取価格がつくことも珍しくありません。
チタナイト(スフェーン)とその他宝石との大きな違い
チタナイトとその他宝石との大きな違いは、結晶がくさびの形をしていることです。また、一定のグレードに達していて、宝石として扱われると「スフェーン」と名称が変わるのも特徴的です。輝きもまばゆく、ダイヤモンド同様の光沢を放ちます。特性も似ている部分が多く、ジュエリー愛好家の方からも注目度が高い逸品です。
ジュエリーとして使用できる品質のものは実は少なく、流通量も限られています。硬度が低くプロの方でもカットするのが難しいと言われているので、グレードが高く美しいカッティングのものは驚きの価格がつくことも夢ではありません。普段遣いする分には傷の心配をすることはありません。他のパワーストーンで人気なものでも、硬度が3程度の宝石は多く見られます。
他にも、スフェーンはさまざまな色合いが確認できる特徴があります。イメージカラーは人によっては変化しますが、中でも緑色、黄色が人気色です。ジュエリー以外として工業用の塗料・顔料に使われることが多いです。また、年代測定をおこなうためにも用いられ、岩石の形成された歴史を調べられます。
チタナイト(スフェーン)の買取金額の決定方法(価値基準)
チタナイト(スフェーン)の買取金額を決定するためには、価値基準となる指標が存在します。
ここでは、買取金額に影響を与えるポイントについてご紹介いたします。
色
チタナイトの価値基準の一つとして色が挙げられます。緑色、黄色が人気カラーとなるので、需要があることから査定に出すと高評価を受けやすいです。また性質上、光を当てたときに色が変わりやすい特徴があるので、角度によって見えるカラーバリエーションも豊富であるほど高い価値があります。しかし、スフェーンはもともと希少性が高いため、どの色でも他の宝石と比べると高価買取が期待できるでしょう。
透明度
チタナイトの価値基準の一つとして透明度が挙げられます。内包物が少ないものほど高評価を受けやすいです。しかし、全くないのものは限られているので過度に気にする必要はありません。一度、透明度を確かめるために光に透かせてみる方法もおすすめです。
カラット
チタナイトの価値基準の一つとしてカラットが挙げられます。数が大きいほど比例して高評価を受けやすいです。産出量が豊富な国でも、ジュエリーの品質に満たないものが多い中、特にスフェーンは5カラット以上となるものは滅多に見られません。そのため、上質なスフェーンをお持ちの方は一度査定に出してみてください。
チタナイト(スフェーン)を高く売る方法
チタナイトの売却を検討している場合「とにかく高く売りたい」と感じる方も多いでしょう。
もともと他のパワーストーンよりも高値がつきやすい傾向があります。
しっかりポイントを押さえた上で査定に出すようにしましょう。
手入れをおこなう
チタナイトを高く売りたい場合、手入れをおこなうことが大切です。査定する方も人となるので見栄えが良いに越したことはありません。
しかし、性質上、傷つきやすい傾向があるので丁寧に扱う必要があります。普段のお手入れは柔らかい布で優しく乾拭きすると良いでしょう。また、汚れがひどい場合、水洗いすることもできます。強くこすらず、触れる程度を意識してください。超音波洗浄はいかなる理由があってもおこなわないでください。チタナイトの欠けの原因になります。
太陽光に当て続けると退色する性質もあるので、保管するなら棚の中など、暗くて冷たい場所を選びましょう。
宝石の手入れに慣れていない方ほど、無意識のうちに力が入りやすいです。自信がない方は、宝石買取専門店によっては洗浄も承っている場合があります。そのままの状態で持ち込んで査定に出していきましょう。
鑑別書を付属する
チタナイトを高く売りたい場合、鑑別書を付属してください。本物であることを証明する書類となるので高価買取が期待できます。場合によっては数万円以上の差がつくこともあるでしょう。査定にかける時間も短縮できるメリットがあります。
他にも、付属すると高く売りやすいものとして、保証書、鑑定書、外箱が挙げられます。品質を保証する書類を出したり、新品に近い状態で査定に出したりするなら驚きの値段がつくことも夢ではありません。
付属品はチタナイトの近くに保管されていることも多いので、一度身の回りをしっかり探してみましょう。後から出てきても単品のみでは値段もつきにくいです。
情報収集をおこなう
チタナイトを高く売りたい場合、情報収集をおこなうことも大切です。現在の目安買取価格を知っておくと、不当な値段をつけられても迷わずキャンセルできます。
目星をつけている買取専門店のHPを複数比較する方法もおすすめです。買取金額の差額もチェックできます。
また、世間的に見てジュエリーの需要が増えているなら高値がつきやすいです。売り時を知るためにも、チタナイトに関する情報は押さえて損はありません。また、目安買取金額は変わりやすいので、こまめにチェックすることをおすすめします。
売りたいものをまとめて査定に出す
チタナイトを高く売りたい場合、売りたいものをまとめて査定に出していきましょう。持ち込み数が多くなるほど、買取金額に上乗せされやすいです。また、査定交渉もおこないやすい雰囲気があります。
ダイヤモンド、ルビー、エメラルドなど、他の宝石から、ジュエリー、ブランド品、お酒、骨董品など、買取専門店で対応しているジャンルのアイテムであれば何でもOKです。もちろん、壊れているジュエリーでも構いません。気になる方は、事前にお店のHPを見ていきましょう。対象物となるなら査定に出せます。
依頼者としても売りたいものをまとめて査定に出した方が手間暇がかからずに済みます。
宝石買取専門店を利用する
チタナイトを高く売りたい場合、宝石買取専門店を利用してください。宝石の価値がわかるプロの方に査定してもらえるため、高価買取が期待できます。実績も多数あることから、安心して任せられます。
独自の販売ルートを確保していることも多く、驚きの買取価格がつくことも夢ではありません。チタナイトの買取実績が既にあるなら、目安の買取金額もHPに提示されている場合があります。
宝石に特化していない買取専門店を利用するなら、価値がわからない方に値段をつけられる可能性があります。他の宝石と勘違いされるケースもないとは言い切れません。価値基準を考慮しない場合、数万円以上の差がつくこともあるでしょう。
とにかく高くチタナイトを売りたい方こそ、宝石に特化した買取専門店を利用してください。店舗買取、出張買取、宅配買取など、お客様のライフスタイルに合わせた買取方法に対応している場合も多いです。
まとめ
チタナイト(スフェーン)は、産出量が限られていて、希少性が高いことから高価買取が期待できる宝石です。
特にジュエリーは品質の合格ラインに達しているスフェーンが使われているため、驚きの査定額が提示されやすいです。
チタナイト(スフェーン)は、輝きがまばゆく、多色性を持つ特徴からも人気が高まっています。
とにかく高く売りたい場合、鑑別書を付属した上で、宝石買取専門店を利用してください。
他にも売りたい宝石やブランド品のアイテムがあるなら、ぜひ、まとめて査定に出していきましょう。
今回の記事では、チタナイト(スフェーン)の基礎知識、その他宝石との大きな違い、買取金額の決定方法、高く売る方法についてご紹介いたしました。