この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(DD Japan)では当該ジュエリー(ペツォッタイト)は買取対象ではありませんので、ご理解いただけますようお願いいたします。
ペツォッタイトは、ピンク色の輝きがまばゆい宝石です。宝石の歴史としては浅く、これから注目度も高くなる見込みがあります。
今回の記事では、ペツォッタイトの買取価格や高く売る方法、価値基準などについてご紹介いたします。
ぜひ、ペツォッタイトについて詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
ペツォッタイトの基礎知識
ペツォッタイトはラズベリーを連想させる、かわいいピンク色をしている宝石です。他のカラーバリエーションとしては、赤色、橙色があります。モース硬度は8。結晶系は三方晶系で、ガラス光沢をしています。主な産出国は、マダガスカル、アフガニスタン、ミャンマーです。ペツォッタイトの和名は「ペツォッタ石」です。
ペツォッタイトは2002年にマダガスカルで発見されました。翌年の2003年に正式に新鉱物と認められるようになりました。初めは、緑柱石の一種ではないかと思われていましたが、含まれている成分が違うことから新鉱物と認められることになりました。最初、発見されたときも、トルマリンと見た目が似ていると思われていたので、別名は「ラズベリーベリル」と呼ばれることもあります。ペツォッタイトの名前の由来については、鑑定を行ったフェデリコ・ペツォッタ氏から来ています。
ペツォッタイトは最初に見つけたマダガスカルでは、現在においては枯渇気味ということです。また、ペグマタイトから採掘する必要があるので、採取に時間がかかるという特徴があります。
パワーストーンとしては恋愛運を高めたい方におすすめです。ペツォッタイトは、宝石の歴史の中でも比較的浅く、今は知名度は低い方ですが見た目の美しさもあってか、これから注目度が高まる見込みがあります。高品質のペツォッタイトをお持ちの方は、査定に出すと高価買取が期待できるでしょう。
ペツォッタイトとその他宝石との大きな違い
ペツォッタイトはペグマタイトから手掘りで採取するという特徴があります。他の宝石と比べても産出量は少なめということで、希少価値も高いです。
また、魅力的なピンク色はマンガンイオンに由来しています。450度で2時間ほど加熱すると退色しますが、ガンマ線を照射すると再び色が戻るという特徴があります。
ペツォッタイトと似ている宝石
ペツォッタイトと似ている宝石として挙げられるのがモルガナイトです。見た目がそっくりで、同じ宝石と捉えてしまう方もいるでしょう。モース硬度も7.5-8と似ています。しかし、結晶系が異なります。ペツォッタイトの結晶系は三方晶系、モルガナイトは六方晶系です。宝石の見分けを行いたい方は、宝石に特化した買取専門店に査定依頼を行なってみてください。
ペツォッタイトの買取金額の決定方法(価値基準)
ここでは、ペツォッタイトの買取金額に影響を与えるポイントについてご紹介いたします。
ペツォッタイトの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
インクルージョン
ペツォッタイトの価値基準の一つとしてインクルージョンの量が挙げられます。濁りが少なく、透明度が高いものほど高評価を受けやすいです。ペツォッタイトの性質上、インクルージョンが多い特徴があるので、比較的少ないものをお持ちの方ほど高価買取が期待できます。
カット
ペツォッタイトの価値基準の一つとして、カットの美しさが挙げられます。プロの手によるカボションカットが施されたペツォッタイトには、一部キャッツアイ効果が見られるものがあります。まばゆい光を放つ、美しいカットが施されているペツォッタイトは高評価を受けやすいです。
産地
ペツォッタイトの価値基準の一つとして産地が挙げられます。マダガスカル、アフガニスタン、ミャンマーで産出される鉱物ですが、現在においてマダガスカル産のものは枯渇気味です。そのため、マダガスカル産のペツォッタイトをお持ちの方ほど高評価を受けやすいです。
カラット数
ペツォッタイトの価値基準の一つとしてカラット数が挙げられます。鉱物の性質上、大きいものは少なく、1カラット以上で産出されるものは珍しいと言われています。そのため、カラット数が大きいペツォッタイトをお持ちの方ほど高評価を受けやすいです。
ペツォッタイトの買取価格の例
ペツォッタイトの買取価格の例としては、現時点で明確なデータは集まっていないのでお伝えできませんが、購入価格の例としては「マダガスカル産、1カラット以上」のペツォッタイトは10万円前後の価格で購入することができます。
また、「マダガスカル産、1カラット以上」の高品質のペツォッタイトでは、30万円前後の価格がついているものも確認できます。そのため、ペツォッタイトを売却する場合、高価買取が期待できそうです。
ペツォッタイトを高く売る方法
ペツォッタイトを売却する場合、できるだけ高く買い取って欲しいと感じる方も多いと思います。
ここでは、売却する上で押さえておきたいポイントについてご紹介いたします。
お手入れをする
ペツォッタイトを高く売りたい場合、日頃からお手入れを欠かさずに行いましょう。最終的に買取価格を決めるのは人であることを考慮した上で、見た目をできるだけ整えておくことが大切です。
ペツォッタイトはモース硬度が高いので、手荒に扱わない限り、ヒビが入ることはないと言えます。柔らかい布を使って、やさしく汚れを拭き取るようにしてください。明るい場所でお手入れをするほど、小さな汚れも見えやすいです。
また、ペツォッタイトのジュエリーをお持ちの場合、使用するたびに柔らかい布で拭くことをおすすめします。皮脂がついたまま保管することは劣化の原因になります。
ケースに保管する上でも、他の宝石と一緒に入れておかないように気をつけましょう。傷や欠けがつく原因となります。日頃のお手入れにより、数千円ほど買取価格が違うということがあります。
鑑別書・付属品を用意する
ペツォッタイトを売るときは、必ず鑑別書・付属品を用意してください。鑑別書は宝石についての詳しい情報が記載されていて、査定にかける時間も短縮できるメリットがあります。付属品については、できるだけ新品に近い状態で売るほど高価買取されやすいです。
正規店でペツォッタイトを購入した場合、鑑別書が付いてくることが多いです。また、宝石の付属品はしっかり取っておく方も多いので、ぜひ家の中をくまなく探してみてください。
売った後に家にあることに気づいても、単品で買い取ってもらうことはできません。場合によっては、大幅に買取額アップが期待できるので、できる限り鑑別書と付属品は、しっかり揃えて査定に出すようにしてください。
宝石買取専門店に査定に出す
ペツォッタイトは高価買取されやすい宝石となるので、ぜひ、プロに見てもらえる宝石に特化した買取専門店を利用してください。リサイクルショップ等を利用すると、詳しくない方の手に渡る可能性も高く、場合によっては宝石の重さで買取価格を決められてしまうこともあるかもしれません。
そのため、家から遠くても宝石に特化した買取専門店を利用することをおすすめします。お店によっては「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」に対応していることがあります。査定料、キャンセル料は無料であることが多いです。(一部、例外はあります。)
特に、宅配買取を受け付けているお店の場合、全国どこにいても利用することができるので非常に便利です。
また、運営歴は長いか、きちんとベテランの方に見てもらえるかもチェックしてみてください。納得した上で、安心できるお店に査定依頼を行いましょう。
いらない宝石が複数ある場合、まとめて持ち込む
ペツォッタイトの他に、いらない宝石が複数ある方は、ぜひまとめて持ち込むようにしてください。点数が増えるごとに、元々の買取金額に大きく上乗せされた価格が提示されることがあります。
業者側としても人件費の削減につながるので非常に助かります。ルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤモンドなどの、使う予定のない宝石はお持ちではありませんか?
場合によっては、金・プラチナなどの買取も受け付けているように、お店ごとに取り扱い品目も異なります。いらない宝石をまとめて査定に出すと、思わぬ買取価格が付くことも夢ではありません。
買取額アップキャンペーン中に売る
ペツォッタイトを高く売りたい場合、お店独自に設けられている、買取額アップキャンペーン中に売るのもおすすめです。その時期を狙って、査定に出すといつも以上に高価買取されることがあります。
場合によっては数万円以上買取価格に差がつくこともあります。
しかし、キャンペーンは予告なしに終了することも多いです。また、利用規約なども設けていることがあるので確認した上で、お早めにご利用ください。
複数の買取専門店を利用する
ペツォッタイトを高く売るには、複数の買取専門店を利用する方法もおすすめです。最終的に一番高い買取価格を提示してくれたお店を選んで売ることができます。
宝石買取専門店では、LINE査定に対応したお店も多いです。ペツォッタイトの写真を送信するだけで、おおよその買取金額を教えてくれる便利なサービスとなります。
スマホからできるので、複数の店に足を運ぶ必要がありません。もちろん、買取価格に納得できない場合、キャンセルすることもできます。
お店によってはペツォッタイトの買取価格に変動が出ます。時間に余裕のある方は、ぜひ複数の店に査定に出してみてください。
まとめ
ペツォッタイトを高く売るには、その道のプロがいる、宝石に特化した買取専門店を利用することが大切です。 丁寧に査定した上で、納得のいく買取価格を提示してくれます。
ペツォッタイトは希少性が高い宝石で、どのようなものでも高価買取されやすいです。 マダガスカル産で1カラット以上あるものは、驚きの買取価格がつくことも夢ではありません。
今回は、ペツォッタイトの買取価格や高く売る方法、価値基準などについてご紹介いたしました。