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プラチナは今売るべき?金とどう違うのか査定士が解説|2026年5月最新相場で判断

プラチナは今売るべき?金とどう違うのか査定士が解説|2026年5月最新相場で判断

プラチナを今売るべきか迷っている方は、まず2026年5月時点の相場水準を冷静に見ることが大切です。かつてはプラチナが金より高い時代が長く続きましたが、現在は完全に逆転し、金は1gあたり2万6,000円台、プラチナは1万1,000円台が目安です。それでもプラチナは2025年に大きく上昇し、売却タイミングとしては十分に強い水準にあります。

この記事は、DDJapanの査定士による動画「プラチナは今売るべき?金とどう違うのか査定士が解説」を土台に、最新データで再構成したものです。業界30年超の査定経験を前提に、相場だけでなく、ジュエリー全体で評価する買取の考え方まで整理します。ダイヤモンド、色石、ブランド性まで含めて売却判断したい方に向けた内容です。

プラチナと金の相場が逆転した歴史

20年前はプラチナが明確に上だった

2006年前後の国内店頭小売価格では、金が1gあたり2,500円前後だったのに対し、プラチナは4,500円前後でした。日本でプラチナジュエリーが高級品として定着した背景には、この価格差がありました。昔の感覚で「プラチナのほうが高いはず」と思う方が多いのは自然です。

逆転の起点は金融危機、その固定化は2015年以降

2008年のリーマンショックでは、安全資産として金に資金が集まり、工業用途の比率が高いプラチナは急落しました。さらに2011年秋から2013年初にかけて一時的な逆転が起き、2015年初からは金高・プラチナ安が長期化します。決定打になったのが、ディーゼル車向け触媒需要の先行き不安を強めた2015年のフォルクスワーゲン排ガス不正問題でした。

コロナ禍では金が安全資産、プラチナは景気敏感資産として動いた

2020年は新型コロナで世界の不確実性が急上昇し、金はETF流入を伴って強く買われました。一方でプラチナは自動車、宝飾、工業の各需要が打撃を受け、値動きの性格の違いがより鮮明になりました。つまり、金は守りの資産、プラチナは需給と景気の影響を受けやすい資産という構図が定着したのです。

2024年から2026年は金の独走、プラチナは2025年に急騰

国内価格を見ると、金は2024年5月に1万2,800円台2025年5月に1万6,900円台2026年5月に2万6,000円台まで上昇しました。プラチナは2024年5月に5,300円台2025年5月に5,000円台でしたが、2025年後半に需給逼迫で急伸し、2026年5月には1万1,000円台に到達しています。

2026年5月時点のプラチナ・金の最新相場

国内公表価格の基準

2026年5月8日9:30公表の国内店頭小売価格では、金が26,305円/g、プラチナが11,467円/gです。店頭買取価格は金が25,948円/g、プラチナが11,044円/gでした。金は依然としてプラチナの2倍超の水準です。

K24・K18の目安

純金のK24は地金ベースで2万5,000円台前半~後半/g、K18は主要公開相場で1万8,000円台後半~1万9,000円台半ば/gが目安です。したがって、K18を50g持っていれら90万円台半ば前後の査定レンジに入るケースが珍しくありません。

Pt900・Pt950・Pt1000の目安

公開されている買取価格では、Pt1000が1万0,400円台~1万0,600円台/g、Pt950が9,900円台~1万0,100円台/g、Pt900が9,500円台~1万0,300円台/gです。リングで多いPt900と、ブライダルや海外ブランドで多いPt950では、純度差がそのまま買取差に反映されます。

過去5年・10年・20年で見た伸び率

おおまかに比較すると、金は20年で約10倍、10年で約5倍超、5年でも約3.8倍まで上昇しました。プラチナは20年で約2.5倍、10年で約2.8倍、5年で約2.3倍です。プラチナも十分高いですが、金の上昇力とは性格が違うことが数字ではっきり分かります。

日本のジュエリーがプラチナ中心な理由

日本のブライダル文化は世界でも独特

日本では公開統計ベースで、婚約指輪の92%、結婚指輪の82%がプラチナでした。世界ではゴールドが主流でも、日本では「白く、変質しにくく、特別感がある金属」としてプラチナが支持されてきました。ブライダル市場が強かったことが、日本にプラチナ製品が多い最大の理由です。

高品質ダイヤにはプラチナが合う

日本のダイヤモンドジュエリーは、カラーやクラリティの整った石が使われる比率が高く、無色透明感を邪魔しないプラチナ枠との相性が非常に良好です。プラチナは自然な白さを持ち、メッキで白く見せるホワイトゴールドとは見え方が異なります。ダイヤをきれいに見せる地金として選ばれてきた歴史があります。

一方で海外は金文化が強い

中国では金が資産性と装身具を兼ね、インドでも結婚需要を軸に金の文化が極めて強固です。2025年通年でも中国・インドの金地金需要は強く、2026年1-3月もアジア主導で金投資が拡大しました。海外でK18やK22ジュエリーが多いのは、文化と投資の両面で金が支持されているためです。

プラチナを今売るべき?査定士の見解

結論は「高値圏にある今は売却を検討しやすい」

DDJapanの査定士目線で言えば、今のプラチナは売却しやすい相場です。2025年の急騰を経て、2026年5月時点でも1万円台前半を維持しています。昔の4,000円台を知っている方から見れば、十分に高い水準です。

ただし金のような上昇ストーリーをそのまま期待しない

金は中央銀行需要、ETF需要、地政学リスク、中国やインドの投資需要に支えられています。2026年1-3月の世界金需要は価値ベースで過去最高となり、中東情勢も安全資産需要を支えました。これに対してプラチナは、投資需要が増えてもなお工業需要の影響が大きい2番手です。金と同じテンポで上がり続ける前提は危険です。

工業需要は強いが、長期ではEV化が重しになる

2026年のプラチナ需要は、自動車向けが約3,000koz、工業向けが2,100koz超、宝飾向けが2,000koz前後の構造です。宝飾は全体のおよそ4分の1で、自動車触媒が依然として最大用途です。ガソリン車・ディーゼル車の触媒需要は残る一方、EV化は長期的な逆風です。FCVや水素関連のプラチナ需要は増えていますが、現時点ではまだ自動車触媒の穴を埋め切る規模ではありません。

プラチナ・金ジュエリーの買取査定で見るポイント

まず見るのは刻印と重量

Pt900、Pt950、Pt1000、K18、K22、K24などの刻印は査定の出発点です。刻印が薄くても比重や検査で確認できますが、純度が確定しないと単価が下がることがあります。切れたネックレス、片方だけのピアスでも査定対象です。

地金評価と「ジュエリー全体評価」は別物

地金としての評価は重量×当日の素材単価が基本です。しかし、DDJapanが重視するのはそこだけではありません。デザイン、ブランド、作り、ダイヤモンドや色石の品質まで含めて、ジュエリーとして再販価値があるかを見ます。これが「ジュエリー全体で評価する」という意味です。

石付きは地金だけで売らないほうがよい

ダイヤ付きリングや色石付きペンダントは、地金だけの店だと石を値段に乗せきれないことがあります。特にメレダイヤが多いパヴェ、エメラルドやサファイア、ルビー付き、ブランドジュエリーは差が出やすい部分です。地金+ダイヤ+宝石+意匠で見られる店舗を選ぶことが重要です。

付属品があるとプラス査定になりやすい

鑑定書、鑑別書、保証書、箱、ブランドケースがあれば一緒に出してください。特にダイヤモンドはグレード確認がしやすく、ブランド品は真贋と市場流通価格の裏付けになります。査定のスピードと価格の両方に影響します。

プラチナ・金買取に関するよくある質問

Q. プラチナは2025年に上がったのに、まだ持っていたほうがいいですか?

A. 短期でさらに上がる可能性はありますが、金ほど一方向の投資マネーが厚い市場ではありません。2026年5月時点はすでに高値圏なので、使っていないジュエリーは売却を検討しやすい局面です。

Q. Pt900とPt950ではどちらが高く売れますか?

A. 純度が高いぶん、基本はPt950のほうが単価は上です。ただし実際の査定額は重量差、石の有無、ブランド、デザインで逆転することがあります。リング全体で比較することが大切です。

Q. 金とプラチナのコンビリング、ダイヤ付きでも査定できますか?

A. できます。コンビは素材比率を見て計算し、ダイヤや色石は別評価します。DDJapanでは地金だけで処理せず、ジュエリーとしての完成度も含めて査定します。

まとめ:プラチナの売却はDDJapanへ

プラチナは昔のように金より高い金属ではありませんが、2026年5月時点では十分な高値圏にあります。しかもDDJapanは、単なる地金計算ではなく、ダイヤモンド・宝石・ブランド性まで含めたジュエリー全体評価で査定します。これはプラチナ中心の日本のジュエリーを売るうえで大きな強みです。

売り時に迷う場合は、まず相場確認だけでも問題ありません。LINE査定・電話・メール相談に対応し、業界30年超の経験をもとに、Pt900リングからダイヤ付きプラチナジュエリー、K18製品まで丁寧に拝見します。

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