この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(DD Japan)では当該ジュエリー(ターフェアイト)は買取対象ではありませんので、ご理解いただけますようお願いいたします。
ターフェアイトは紫色をした希少性が高い宝石です。20世紀に入ってから発見されたということで、比較的歴史も浅い特徴があります。
今回の記事では、ターフェアイトの買取価格や価値基準、高く売る方法などについてご紹介いたします。
ぜひ、ターフェアイトについて詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
ターフェアイトの基礎知識
ターフェアイトは青みがかった紫色の輝きがまばゆい宝石です。希少性が高く宝石愛好家からも注目度が高いです。現在確認できるカラーは、ブルー、グリーン、レッド、カラーレスなどがあります。結晶系は六方晶系。主な産地はスリランカ、タンザニアなどが挙げられます。なお、ターフェアイトは中国でも産出されたことがあると言われています。炭酸塩岩に生成する特徴がありますが、スピネル、トルマリン、フローライトなどと一緒に生成されやすいです。モース硬度は8-8.5。ターフェアイトの石言葉には「挑戦力を高める」という前向きな意味合いがあります。そのため、何かにチャレンジしたい方、新たなことを始めたい方が所有するのに向いています。
ターフェアイトが発見されたのは1945年のアイルランド。当初、スピネルに似ていることから同じものとして扱われてきました。しかし、複屈折があることに気づき、新たな宝石として認識されるようになりました。名前の由来は、ターフェアイトを鑑定した宝石愛好家のターフェ伯爵からきています。なお、最初に発見されたターフェアイトは、ターフェ伯爵に贈与されたということです。また、ターフェアイトは1983年までには50石のみ確認できています。
ターフェアイトは世界で希少性の高い石トップ10に入るように、市場ではほとんど流通していません。そのため、お持ちの方は宝石に特化した買取専門店に鑑定依頼をすると高価買取されます。
ターフェアイトとその他宝石との大きな違い
ターフェアイトとその他宝石との大きな違いは、希少性が高いことです。宝石愛好家の方でも中々目にすることができず、一般的に馴染みがない方も未だ多い宝石です。
また、ターフェアイトは結晶から産出されたのではなく、カットされたルースから発見されたというエピソードがあります。宝石の中でも珍しい発見のされ方です。なお、20世紀に発見されたことから、宝石の歴史としても浅い特徴があります。世界的に所有している方が少ないので、どのような形やサイズのものでも鑑定に出すと高価買取されやすいです。
ターフェアイトと似ている宝石
ターフェアイトと似ている宝石にスピネルがあります。ターフェアイトが発見された当初も、見た目が似ていることから同等のものと思われてきました。
二つの違いとしては、スピネルは単屈折、ターフェアイトは複屈折が見られます。また、ターフェアイトのみ、ベリリウムが含まれているということです。見た目はとても似ているので、素人では見分けがつかないこともほとんどです。
ターフェアイトの買取金額の決定方法(価値基準)
ターフェアイトの価値基準の決定方法とは、どのようなポイントが重要視されるのでしょうか。
ここでは、ターフェアイトの買取金額に影響を与えるポイントについてご紹介いたします。
カラーバリエーション・色ツヤ
ターフェアイトの価値基準の一つとして、カラーバリエーション・色ツヤが挙げられます。美しい色彩を持った紫色の宝石ほど高評価を受けやすいです。
色の濃さ
ターフェアイトの価値基準の一つとして、色の濃さが挙げられます。薄い紫色より濃い紫色の宝石の方が高評価を受けやすいです。
透明度
ターフェアイトの価値基準の一つとして、透明度が挙げられます。光にかざした時、インクルージョンが少ないものほど高評価を受けやすいです。
カラット数
ターフェアイトの価値基準の一つとして、カラット数が挙げられます。大きいサイズのものほど高価買取されやすいです。とはいえ、ターフェアイトは元々希少性が高い宝石なので、どのような重さのものも高価買取される傾向があります。
ターフェアイトの買取価格の例
ターフェアイトの買取価格の例としては、1カラットあたり20万円前後の買取価格がつくと言われています。市場ではほとんど流通されていないので、明確な買取価格を提示することができません。しかし、ターフェアイトは世界で希少性の高い石トップ10に入るほどなので、どのような宝石も高価買取されやすいです。
ターフェアイトを高く売る方法
ターフェアイトはどのようなポイントを押さえると、できるだけ高く売ることができるのでしょうか。
以下、ご紹介いたします。
コンディションを整える
ターフェアイトを高く売りたいなら、コンディションを整えていきましょう。モース硬度が高く傷つきにくい性質を持つので、お手入れも行いやすいです。
目に見える汚れは手に取り、全体を柔らかい布を用いて拭いていくようにしましょう。光にかざすことで、汚れがついている部分もわかりやすいです。
超音波洗浄機も使うことができますが、ヒビが入るリスクを考えると、できるだけ避けた方が良いかもしれません。
また、ターフェアイトをしまっておく時は、宝石同士を近づけることなく、個別で保管してください。
買取価格を決めるのは人ですので、印象を良くするために、日頃からまめなお手入れが欠かせません。とはいえ、お手入れに自信がない方は、そのまま買取専門店に鑑定依頼をするのも一つの方法です。
鑑別書を用意する
鑑別書を用意した上で、ターフェアイトを売るようにしましょう。鑑別書は宝石についての結果を施した書類となりますが、有無の違いによっては買取価格に大きく影響が出ることがあります。
また、本物であることを証明できるので、鑑定する時にかかる時間も短縮できます。鑑定士の方もより一層丁寧に扱ってくれることでしょう。
ターフェアイトは希少性が高い宝石であることから、驚きの買取価格がつけられることもあります。
付属品をつける
ターフェアイトを売る時は、付属品をつけるようにしてください。例えば箱や袋などが挙げられますが、セットにすることで査定評価もよくなります。
付属品は単体では値段がつかないこともほとんどです。そのため、家に置いたままにするのは非常にもったいないと言えます。
また、ターフェアイトの付属品を知りたい場合、ネットなどを活用するとヒントを得られることがあります。付属品は鑑定に出す前日までにしっかり用意しておくようにしましょう。
宝石に特化した買取専門店を利用する
ターフェアイトを高く売りたいなら、宝石に特化した買取専門店を利用してください。その道のプロの方に鑑定してもらえるので、適正価格が提示されやすいです。
リサイクルショップ等などを利用すると、詳しくない方の手元に渡る可能性があります。希少性が高いターフェアイトも、宝石の重さで買取価格をつけられてしまうこともあるかもしれません。
ターフェアイトが本物か偽物かわからない場合でも宝石に特化した買取専門店を利用すると、正確に判断してもらえます。なお、HPをチェックすると、実際の宝石買取実績なども把握できるので、ターフェアイトを売る上で参考になります。
宝石をまとめて売る
ターフェアイトの他に、売りたい宝石がたくさんあるなら、ぜひまとめて鑑定依頼を申し込みましょう。点数が増えるごとに、元々の買取金額に上乗せされた金額が提示されやすいです。
宝石の例として、ルビー、ダイヤモンド、サファイア、エメラルド、アクアマリンなどが挙げられます。どのような小さな宝石でも、買取専門店側としては大歓迎。
また、売れるかわからないものでも、ぜひ合わせて持ち込んでみてください。思わぬアイテムに高価買取がつけられることもあります。
宝石をまとめて売ることで、査定交渉を行える雰囲気もあるので、断捨離中の方はぜひ、参考にしてみてください。
買取価格アップ期間中に売る
宝石買取専門店では、期間限定で買取価格がアップするイベントが実施されていることがあります。その期間を狙ってターフェアイトを鑑定に出すと高価買取されやすいです。
なお、キャンペーンは予告なしに始まり、予告なしに終わることが多いです。鑑定依頼を申し込みたいと思った時に、終了していたということも珍しくありません。
ターフェアイトをとにかく高く売りたい方こそ、買取価格アップキャンペーンを狙って、鑑定に出してみてください。
複数の買取専門店に鑑定依頼をする
ターフェアイトの査定価格は、店ごとによっても違いが見受けられます。とにかく高く売りたい方は、複数の店を利用していきましょう。
最終的に一番高い査定価格を提示してくれたお店を利用して、ターフェアイトを売ることができます。
また、買取専門店によっては店舗に足を運ばなくても査定価格を出してくれる「LINE査定」に対応していることがあります。スマホがあればどこにいても気軽に宝石を鑑定してもらえるので非常に便利です。
賢くサービスを利用することで、1日のうちに複数店舗を回り、査定を出してもらうことができます。なお、キャンセル料がかからない買取専門店に限定すると、追加費用などを取られる心配もないので安心です。
まとめ
ターフェアイトは希少性が高い宝石となるので、どのようなものでも高価買取されやすいです。また、鑑別書・付属品を揃えた上で、宝石に特化した買取専門店を利用すると、さらに買取金額がアップする見込みがあります。
ターフェアイトは世界で所有している方も少ないので、手元にあるものが偽物ということもあります。そのため、宝石の価値がわかる方にしっかり鑑定してもらうことが大切です。
リサイクルショップ等を利用すると、詳しくない方の手元に渡る可能性が高く、宝石の重さによって査定価格を決められてしまうこともあります。
ぜひ、ターフェアイトを高く売りたい方は、コンディションを整えた上で、宝石に特化した買取専門店を利用してみてください。
今回は、ターフェアイトの買取価格や価値基準、高く売る方法などについてご紹介いたしました。