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コラム

ダイヤモンド買取の査定額はどのように決まるか?

更新日:2023年9月22日
ダイヤモンド買取の査定額はどのように決まるか?

ダイヤモンドの価格は4Cで決まる?

ダイヤモンドの価格は4C(Color, Clarity, Cut, Carat)で決まります。Colorはダイヤモンドの色、Clarityはダイヤモンドの内包物の量、Cutはプロポーション、Caratは重さ(1ctは0.2g)です。その相対評価でダイヤモンドの価格が決まるのは世界基準と言えると思います。

ちなみにこのように明確なグレードのある宝石は、ダイヤモンドだけです。よって鑑定機関もこの4Cに従って鑑定書を作成できます。
(鑑定書を作成できるダイヤモンドのサイズは、0.1キャラット以上のものになります。0.1キャラット未満のものは、メレサイズと言って鑑定機関で鑑定はできません。)

但し、その評価金額、特に買取業界での査定金額で大きな差が出てくるのは何故でしょう?
理由は次の2点です。

  • ダイヤモンドをどこまで踏み込んで鑑定できるか。
  • その業者がより高くダイヤモンドを売却できるルートを持っているか。

ダイヤモンドをどこまで踏み込んで鑑定できるか。

まず、ダイヤの買取業者にダイヤモンド、ジュエリーが持ち込まれると、業者のスタッフによって持ち込まれたダイヤモンドの4Cが鑑定され自分達の評価金額が決まります。ジュエリーに関しては、刻印等で何の地金かを確認し、重量を測定し、日々の地金相場に照らし合わせ、地金部分の評価金額が決まります。

ダイヤモンドの買取相場表はこちら

ただ、ダイヤモンドに関しては、大手鑑定機関での鑑定結果を念頭に石を見て行きますので、同じ基準で正確にグレードを見れればいいのですが、ほとんどの担当者は利益確保のために安全を考え、下のグレードで見て行きます。これがまず低い査定金額につながります。

その業者がより高くダイヤモンドを売却できるルートを持っているか。

次に、どの市場でその業者がダイヤモンドを売却するかです。大概の業者は、古物業者のオークションで現金で商品を売却して行きます。これはダイヤモンドに限らず、時計、バック等も同じようにオークションで競りにかけられます。オークション終了後、直ぐに現金化できますので、売却業者にとっては非常に便利の良い手段になります。

ただし、現金での売り買いになりますので、我々ダイヤモンド業者にとっては、通常の市場価格よりは低い相場になります。
この低いその場のオークションで売却し、それなりの利益を出すためには、エンドユーザーから安く購入しなければなりません。

一方でDD Japanは、ダイヤモンド一筋30年のプロ鑑定士がお客様が持ち込まれたダイヤモンドを正確に鑑定し、
そのダイヤモンドを世界のどこの市場で一番高く売れるかを考えて買取を行います。そこに、一般の買取業者とは異なり大きな査定額に繋がる秘訣があります。

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