ファンシーカラーダイヤは、色がついた天然のダイヤモンドです。さまざまなカラーバリエーションがあるのが特徴的です。
希少性が高く、宝石愛好家の方を中心に高い人気があります。
今回の記事では、ファンシーカラーダイヤを高く売る方法、買取価格や価値基準などについてご紹介いたします。 ぜひ、ファンシーカラーダイヤについて詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
ファンシーカラーダイヤの基礎知識
ファンシーカラーダイヤは、無色透明のダイヤに天然で色がついた、希少性が高い宝石です。全ダイヤの中でも0.01%しかないと言われています。品質は関係なく、色がついたダイヤは「カラーダイヤモンド」と呼ばれています。宝石として使用できる品質が高いものを「ファンシーカラーダイヤ」と言います。
ファンシーカラーダイヤは、さまざまなカラーバリエーションがあるのが特徴的です。代表的な色合いとして挙げられるのが、レッド、ピンク、オレンジ、イエロー、パープル、バイオレット、グリーン、ブルーです。中でも、希少性が高く、人気があるのはピンク、グリーン、ブルーのカラーです。ダイヤに色がつく理由としては、原子、圧力、不純物によるものと言われています。
ファンシーカラーダイヤの歴史として、一番初めに採掘されたものは、ピンクのダイヤモンドです。1979年に採掘されていて、ダイヤの歴史としては浅い方です。
価値については無色透明なダイヤモンドの方が高いです。とはいえ、色鮮やかなファンシーカラーダイヤは滅多にお目にかかれないということで、無色透明なものと比べると高価買取されることがあります。ファンシーカラーダイヤをお持ちの方は、査定に出すと驚きの買取価格がつくことも夢ではありません。中には、人工のものも確認できるということで、しっかり見分けたい方は、宝石に特化した買取専門店へ査定に出してみてください。
ファンシーカラーダイヤとその他宝石との大きな違い
その他宝石との大きな違いについては、なんといっても希少性が高いことです。市場に出回っている量は少なく、アイテムによっては1点のみで驚きの買取価格がつくことがあります。
ファンシーカラーダイヤは色とりどりの華やかな印象を感じる宝石と言えます。また、カラー別にはなりますが宝石の中でも種類が豊富と言えます。
ファンシーカラーダイヤの種類について
ここでは、種類についてご紹介いたします。
レッドダイヤモンド
カラーは赤です。かつて、オークションで9億円以上の価格で落札されたほど価値が高い特徴があります。
ピンクダイヤモンド
カラーはピンクです。石言葉は「完全無欠の愛」というように、婚約指輪・結婚指輪としても人気が高い特徴があります。
グリーンダイヤモンド
カラーは緑です。パワーストーンとしては、癒し効果があると言われています。
ブルーダイヤモンド
カラーは青です。映画『タイタニック』に登場する宝石のモデルにもなりました。
オレンジダイヤモンド
カラーはオレンジです。かつて、オークションで1億円以上の価格で落札されたほど価値も高い特徴があります。
イエローダイヤモンド
カラーは黄色です。パワーストーンとしては、金運アップに効果があると言われています。
パープルダイヤモンド
カラーは紫色です。石言葉は「愛情」です。
バイオレットダイヤモンド
カラーはすみれ色です。パワーストーンとしては、身につけると自分の内なる力を引き出すと言われています。
ファンシーカラーダイヤの買取金額の決定方法(価値基準)
ここでは、買取金額に影響を与えるポイントについてご紹介いたします。
カラーバリエーション
カラーバリエーションも買取金額に影響を与えるポイントです。中でも、ピンク、グリーン、ブルーのカラーは人気が高い特徴があります。また、レッドダイヤモンドは、オークションで9億円の買取価格がつく程の価値がありますが、なかなかお目にかかることはできません。
色の濃さ
色の濃さも買取金額に影響を与えるポイントです。色が薄いものより、しっかりと色づいた宝石ほど高評価を受けやすいです。
透明度
透明度も買取金額に影響を与えるポイントです。そもそも透明度が高いものが、ファンシーカラーダイヤと呼ばれています。透明度が低いものはカラーダイヤモンドという扱いになります。インクルージョンが少ないものほど高評価を受けやすいです。
カラット数
カラット数も買取金額に影響を与えるポイントです。数値が高いものほど高価買取されやすいです。
ファンシーカラーダイヤの買取価格の例
買取価格の例としては「ピンクダイヤモンドを使用したリング 1カラットほど」のアイテムに800万ほどの買取価格がつくことがあります。ダイヤの中でも、ピンクカラーは人気があるので高価買取されやすいです。
また「イエローダイヤモンドを使用したイヤリング 0.5カラットほど」のアイテムに38万円ほどの買取価格がついています。ファンシーカラーダイヤを使用したジュエリーは高価買取されやすいことがわかります。
ファンシーカラーダイヤを高く売る方法
査定に出す上で、いくつかのポイントを押さえておくと、買取額がアップすることがあります。
宝石をできるだけ高く売りたい方は、参考にしてみてください。
コンディションを整える
1つ目は、お手入れを行うことです。最終的に買取価格を決めるのは人であることを考慮した上で、宝石のコンディションを整えていくようにしましょう。
取りにくい汚れは、宝石をぬるま湯に入れて、優しく洗い取り除いてください。最後に、水気をしっかり拭き取り、柔らかい布で拭くことも忘れずに行いましょう。
また、ジュエリーの場合、使うたびに皮脂がつくことがあります。劣化の原因になるので、使うたびにお手入れすることが望ましいです。
鑑定書を付属する
2つ目は、鑑定書を忘れずに用意することです。鑑定書は、その名の通り宝石の鑑定結果を記した書類です。有無の違いによっては、買取金額に大きな影響を与えることがあります。
ファンシーカラーダイヤを公式店で購入した方は、ついてくることも多い書類です。また、査定時間も短縮できるメリットがあります。
ぜひ、鑑定書をしっかり付属した上で査定に出すようにしてください。
付属品を揃える
3つ目は、購入したときについてきた付属品を揃えることです。単体では値段がつかないものもほとんどということで忘れずに用意しましょう。
付属品の例としては、ジュエリーケース、袋、予備の部品などが挙げられます。また、レシートも、ある意味重要な付属品になると言えます。
また、付属品がないからといって買取拒否されることはありません。その点についても安心してください。
宝石に特化した買取専門店に査定に出す
4つ目は、ファンシーカラーダイヤを高く買い取ってもらいたい場合、宝石に特化した買取専門店に査定に出すことです。その道のプロの方に丁寧に見てもらえるので、適正価格がつけられやすいです。
宝石の販売ルートを確保していることも多く、売れ残る心配がないことから、高価買取してもらえます。近くに宝石に特化した買取専門店がないという方は「宅配買取」に対応しているお店を選んでください。全国どこにいても利用することができます。
リサイクルショップ等を利用すると、詳しくない方の手に渡る可能性も高いです。希少性が高いファンシーカラーダイヤも、重さで値段を決められてしまうこともあるかもしれません。
ぜひ、宝石買取の実績があるお店に鑑定依頼を行うようにしましょう。
まとめて宝石を査定に出す
5つ目は、売りたい宝石がたくさんあるなら、まとめて査定に出すことです。点数が増えるごとに、元々の買取金額に上乗せされた金額が提示されやすいです。
お店側としても、人件費の削減につながるので非常に助かります。宝石買取の対象品目に含まれているものは、何でも買い取ってもらうことが可能です。また、お店によっては宝石以外にも、金・プラチナなどの買取を受け付けていることがあります。その場合は、対象に含まれているものすべてをお店に持ち込むことが可能です。
また、買取金額に納得できない場合、キャンセルすることもできます。ぜひ、お気軽に売りたいものをまとめて買取専門店に持ち込んでみてください。
買取額アップ期間中に売る
6つ目は、お店独自が開催している、買取額アップ期間中に宝石を売ることです。賢く利用すると、驚きの買取価格がつくこともあります。
しかし、キャンペーンは予告なしに終了することが多いです。また、先着〇〇名様というように条件が設けられていることもあります。しっかり利用規約を読むことも大切です。
複数の買取専門店に査定に出す
7つ目は、複数の買取専門店に査定に出して、最終的に一番高い買取金額を提示してくれたお店を選んで売ることです。時間と手間暇はかかりますが、一番損をすることがない方法と言えます。また、サービス対応の良さなどについても比較することができます。
LINE査定に対応しているお店の場合、宝石の写真をスマホから送信するだけで、おおよその買取金額を知ることができます。自宅にいながら、簡単に買取金額がわかる便利なサービスです。空いている場合、ものの数分で返事が返ってくることがあります。
このように自分に合った方法を活用して、複数店にファンシーカラーダイヤの査定額を出してもらうようにしてください。
まとめ
ファンシーカラーダイヤを高く売るには、鑑定書と付属品を揃えた上で、宝石に特化した買取専門店を利用することが大切です。
ベテランの方に見てもらえるので、納得のいく買取価格が提示されやすいです。
また、査定料とキャンセル料は無料であることも多いです。(一部、例外があります。)
ファンシーカラーダイヤは、希少性が高い特徴があります。
高価買取されやすい宝石と言えるので、その道のプロの方に見てもらえるお店に、鑑定依頼を行うようにしてください。