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コラム
ダイヤ鑑定書
2019年11月14日 22:42

ダイヤの鑑定書の見方〜米国宝石学会〜

ダイヤの鑑定書の見方〜米国宝石学会〜

米国宝石学会ってどんなとこ?

米国宝石学会(Gemological Institute of America、GIA)とは、世界一権威のある宝石鑑別・鑑定機関です。1931年に米カリフォルニア州に設立されました。鑑別・鑑定機関であると同時に、教育機関の役目も果たしており、同州・カールスバッドにある本校をはじめ、10ヶ国14都市にキャンパスを持っています。

ここで宝石について勉強し、一定の要件を満たした人に与えられる称号が、GIAの宝石学修了者(GIA・Graduate Gemologist、GIA・G.G.)です。世界で通用する資格で、日本にも3000人を超える修了者がいるようです。

さらに、鑑定に関する研究所も備えています。現代におけるダイヤモンドの鑑定基準である4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)と国際ダイヤモンドグレーディングシステムを考案したのも、GIAです。

中央宝石研究所とGIA、どちらの鑑定書が望ましい?

結論から申し上げますと、どちらの鑑定書でも大丈夫です。

中央宝石研究所(CGL)は、日本において信頼度の高い鑑定機関です。一方、GIAは全世界においてそのシェアの高さから、最も信頼されている鑑定機関と言えます。ただ、GIAは費用も高く鑑定書の取得に時間がかかるため、日本国内の業者に買い取ってもらうのであれば、CGLの鑑定書で問題ありません。

また、GIAの鑑定書が既にお手元にあるのであれば、わざわざCGLに鑑定を出す必要もありません。今回は、GIAの鑑定書について詳しく見ていきましょう。

ダイヤの鑑定書の見方〜米国宝石学会〜

GIA Report Number:

GIAが各レポートに付与しているレポート番号です。この上部に記載されているのは、レポートが発行された年月日です。

Shape and Cutting Style:

研磨されたダイヤモンドの外形と研磨された面の配列が記されています。

Measurements:

ダイヤモンドの外周部の最大直径と最小直径、外周部に対して垂直方向の深さの寸法が記されます。例えば「6.30-6.32×4.00mm」といった形で記載され、6.30が最小直径、6.32が最大直径、4.00が深さを示しています。

GRADING RESULTS

Carat Weight: ダイヤモンドの重量を記した項目です。常に正確なデジタル電子重量計で測定し、小数点第2位まで記しています。
Color Grade: GIAのマスターストーンと比較することで鑑定できる、ダイヤモンドの色の濃さを記しています。
Clarity Grade: ダイヤモンドを10倍に拡大して観察し、内包物の量・数・位置・大きさ・性質・色などを総合的に判断したランクを記した項目です。
Cut Grade: プロポーションをGIA Facetware Cut Estimatorデータベースに照らし合わせ、ランクを記した項目です。Excellent(エクセレント)、Very Good(ベリーグッド)、Good(グッド)、Fair(フェアー)、Poor(プアー)の5段階で示されます。

 

ADDITIONAL GRADING INFORMATION

Polish: ダイヤモンドの研磨された面の仕上げのランクを記した項目です。EXCELLENT(エクセレント)、VERY GOOD(ベリーグッド)、GOOD(グッド)、FAIR(フェアー)、POOR(プアー)の5段階で示されます。
Symmetry: 研磨された面の位置やバランスの仕上げのランクを記した左右対称性の高い項目です。対称性が高い(シンメトリーである)ほど、ランクは上がります。上の「研磨状態」と同じ5段階で示されます。
Fluorescence(蛍光性): ダイヤモンドは長波紫外線下で青色に発光することがあります。この発光時の青色及び強さを蛍光マスターストーンと比較して決定し記しています。
Comments: レポート内の記載以外のダイヤモンドの特徴やその他の情報を記します。

 

PROPORTIONS

ダイヤモンドに施された面の角度や比率を、GIA基準により記します。

CLARITY CHARACTERISTICS

ダイヤモンド内に含まれる特徴について図示した項目です。

GRADING SCALES

Color Grade、Clarity Grade、Cut Gradeの各ランクが上から順に記されています。

まとめ

前回紹介したCGLの鑑定書とほぼ同じ項目で構成されていましたね。ダイヤモンドの評価基準が国際的に統一されていることが、鑑定書からも分かります。つまり、買取の際、今回紹介したGIAの鑑定書がとても役に立つということです。そして、鑑定書のあるダイヤモンドの方が、ないダイヤモンドより、買い取る側も安心してダイヤのグレード(評価)を判断できるため、高額な買取価格になることが多いのです。GIAの鑑定書をお持ちの方は、引き続き大切に保管しておいてください。

代表取締役 手塚 精一
この記事の著者
手塚 精一
PROFILE

DD Japan代表。株式会社ダイヤモンドT 代表取締役。米国ガーソン・リーマン・グループ、カウンシルメンバー。ダイヤモンド業界に携わって約30年のベテランである私が、直にダイヤモンドを査定させて頂きます。

一児のパパビートルズが好き北海道釧路市出身

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